2022/01/14 (FRI)

立教大学共生社会研究センター・オンラインセミナー
「運動当事者とともにベ平連運動をふりかえる——関谷滋さんに聞く」(2022年3月5日)を開催いたします!

(2022年2月25日追記)このセミナーへの参加登録は、定員に達したため終了いたしました。

日本におけるベトナム反戦運動の重要な一翼を担った「ベ平連」(「ベトナムに平和を!」市民連合)運動に若手メンバーとして参加し活動していた関谷滋氏は、なかでも「JATEC」(=反戦脱走米兵援助日本技術委員会)の活動において重要な役割を果たしてきたべ平連活動家である。近年、ベ平連運動当事者への聞き取り作業が各地で進められてきているが、関谷氏は聞き取りをされる側にとどまることなく、日本各地で展開されたベ平連運動の掘り起こしを続けている「地域ベ平連研究会」にも参加するなどして、みずから当時の運動をふりかえる作業にも参加している。

本セミナーでは、関谷氏の運動経験についてお話いただき、ベ平連運動への理解を深める機会とすると同時に、当事者が、研究者とともに運動を再考する共同作業をおこなっていくことの意義や課題についても考えてみたい。

イベントの詳細

日時:2022年3月5日(土) 14:00~16:00
方法:Zoomを用いてオンライン開催


スピーカー:
関谷滋氏(元ジャテック(JATEC =反戦脱走米兵援助日本技術委員会)・ベ平連(「ベトナムに平和を!」市民連合)活動家)

予備校生だった1967年夏に東京ベ平連の事務所に出入りし始め、1968年4月から京都ベ平連。講演活動として、2014年9月に歴史問題研究所(韓国・ソウル)、2014年11月に立命館大学国際平和ミュージアム、2015年11月に京都大学学園祭、2016年12月に名古屋市立大・教養オムニバス科目など。主な編著活動として『となりに脱走兵がいた時代 ジャテック、ある市民運動の記録(思想の科学社、1998年、共編)、「ベ平連運動の時代から現在へ」『立命館平和研究』16号(2015年、共同執筆)、『鶴見俊輔さんの仕事④ 雑誌「朝鮮人」と、その周辺』(編集グループSURE、2017年、共著)など。

大野光明氏(滋賀県立大学准教授)
1979年生まれ。滋賀県立大学教員。専門は歴史社会学、社会運動史研究、基地問題研究。日本・沖縄・アメリカのベトナム反戦運動のつながりについて国内外で調査を行なっている。地域ベ平連研究会の主宰の一人。主な著書・論文に『沖縄闘争の時代1960/70』(人文書院、2014年)、『メディアがひらく運動史(社会運動史研究3)』(新曜社、2021年、共編著)、「太平洋を越えるベトナム反戦運動の軍隊『解体』の経験史——パシフィック・カウンセリング・サーヴィスによる沖縄での運動を事例に」『立命館平和研究』20号(2019年)など。

主催:立教大学共生社会研究センター
共催:地域ベ平連研究会
参加費:無料
定員:30名
お申し込みはこちらから (2022年2月25日追記)お申し込みは終了とさせていただきます。


この件に関するお問い合わせ:立教大学共生社会研究センター
 電話: 03-3985-4457 火~金 9:00~17:00 
 E-mail: kyousei@rikkyo.ac.jp


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