2020/11/10 (TUE)

シビル市民講座「あなたもできる!3分間映像講座」受講者のみなさんがセンターへ(2020年11月6日)

早川由美子さん撮影:まずは閲覧室でお話

2020年11月6日(金)、市民の学習・活動・交流センター シビルで開催されている、映画監督・早川由美子さんの映像講座受講者のみなさんが、センターに来てくださいました。当初は5月に開講予定で、早川さんからは事前に「6-7月ごろに」とご相談を受けていたのですが、COVID-19の影響で延期に。秋口に開講が決まってからいろいろと調整して、センターが三密にならず、見学参加を希望する受講者の方のご都合にも合う3日程が決まりました。

6日はその初日で、15:30-17:30、18:00-20:00からの2回に分けてお越しいただきました。

1回目は早川さんを含む5名のはずでしたが、2名がお休みとなり3名、2回目は、受講者の方のみ3名で実施。
それぞれ自己紹介のあと、センターの簡単な紹介→書庫見学→所蔵資料を使ったワーク、という形で展開しました。
最後のワークでは、様々な活動や個人が、様々な目的で様々なことを記録した「ノート」を1冊ずつ参加者に担当していただき、そこからわかることをワークシートに書き出していただき、その結果をみんなで共有します。

ワークではいろいろな発見があったのですが、一つだけご紹介いたします。
今回使ったノートの中に、一冊だけ作成年代が不明のものがありました。1回目のワークでは、万年カレンダーなどを使って「77年か?83年か?」まで絞りこんだところで終わりました。ところが、2回目のワークで同じノートを読んだ方が、後ろのページにさくっと年代(77年!)が書き込まれていることを発見!センター閲覧室は興奮に包まれたのでした。

早川由美子さん撮影:手書き文字を読むのも一苦労

運動体が事務局に置いて、様々な連絡事項や会議の内容を記録したノート。
運動する個人が、活動の内容を書き込んでいたノート。

何を話し合っていたのか、どんなところに苦労していたのかが伝わってくるこうしたノートを書いた人たちは、将来、こんなふうに読まれるとは想像していなかったはずです。でもそのことが、こうした資料に、最初から外向けに作られた資料にはない力を与えていることを、参加者は実感してくださったようでした。

11日にも4名の方がお越しくださることになっており、どんな方にお会いできるか楽しみです。

そして、本音を言えば12名くらいでわいわいやりたいのです。しかし、その楽しみはもう少しお預けになりそうですね...。

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