2020/09/11 (FRI)

オンラインワークショップ
「『オープンでフリー』の自由と不自由—みんなで使えばこわくない?」を開催します!

2020年9月29日追記:本ワークショップの参加受付は、終了いたしました。

1980年代以降、アーカイブズ機関所蔵資料の記述に関する国際標準が続々と策定され、そうした標準に準拠した所蔵資料情報公開システムの開発が進みました。なかでも、カナダのArtefactual Systems社が開発・更新しているオープンソースのフリー・アプリケーションAccess to Memory(AtoM)は、カナダや欧州を中心に多くの機関で利用されています。しかし、日本での実装例は多くはありません。

そこで本ワークショップでは、3名のプレゼンターに、2020年に出版されたAtoM導入のためのガイドについて、また実際にAtoMを実装・稼働して見えてきた課題についてご報告いただきます。その後、アーカイブズ機関がAtoMユーザーとして直面する様々な課題や問題点について参加者全員で討論することを通して、このワークショップを、日本におけるAtoMのユーザー・コミュニティ形成への契機とすることを目指します。

ワークショップの詳細

日時:2020年10月3日(土) 13:00~16:00
実施方法:オンライン会議システムZoomにて開催します。

プレゼンター:
堀内暢行氏(国文学研究資料館研究部プロジェクト研究員)

プロフィール:2012年、国士舘大学大学院人文科学研究科人文科学専攻博士課程を修了。2013年より国士舘大学文学部非常勤講師を務める。専攻は日本近現代史、特に、第二次世界大戦以前の国際民間団体の知識人による国民扇動について研究を続けている。論文に「外務省と「新外交」 : 国際民間団体対応を中心に (特集 第一次世界大戦後の日本「新外交」)」(『歴史評論』第789号、2016年1月)などがある。歴史研究のかたわら、これまでに一部上場企業を中心に、企業資料整理作業に従事。2016年より現職。

金甫榮氏(公益財団法人渋沢栄一記念財団 デジタルキュレーター)
プロフィール:2008年から7年間、企業博物館の広報・アーカイブズ担当を務め、 2015年3月学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻博士前期課程修了。同年より現職。日本アーカイブズ学会登録アーキビスト。研究テーマは民間組織におけるレコードマネジメント、アーカイブズの保存・管理の実践、MLAにおけるデジタル資料のキュレーションなど多岐にわたる。論文に「業務分析に基づく民間組織の記録とアーカイブズの管理に関する試論」(『アーカイブズ学研究』29号、2018年、pp.4-29)など。

谷合佳代子氏(大阪産業労働資料館 エル・ライブラリー館長)
プロフィール:1982年から大阪社会運動協会にて『大阪社会労働運動史』編纂事業に携わり、2000年~2008年、大阪府労働情報総合プラザの運営を大阪府より受託。2008年7月に橋下知事の財政改革により同プラザが廃止されたため、同年10月にエル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)を開設して館長に就任、2013年には図書館サポートフォーラム賞を受賞。帝塚山学院大学、関西大学等複数の大学で非常勤講師を務めるとともに、 2017年4月からは同志社大学総合政策科学研究科図書館情報学コース博士前期課程に在籍。 研究テーマはMLA融合型図書館における目録記述・典拠録作成課題など。共著に『ささえあう図書館:「社会装置」としての新たなモデルと役割』(2016年、勉誠出版)、論文に「エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)のデジタルアーカイブとデータベース」(『コンピュータ&エデュケーション』44号、2018年、pp.22-30) など多数。

主催:立教大学共生社会研究センター
共催:共生社会研究センター認定プロジェクト「電子記録長期保存および記述情報公開用アプリケーションの研究—共生社会研究センター所蔵資料を用いて—」(研究代表者:高木恒一)

申込:事前申込制・定員20名
   *お申し込みはこちらから


この件に関するお問い合わせ:立教大学共生社会研究センター
 電話: 03-3985-4457 火~金 9:00~17:00 
 E-mail: kyousei@rikkyo.ac.jp