2023/06/19 (MON)

第89回ジェンダーセッション「歴史と政治経済学の視点からみる中国の「農嫁女問題」」開催のお知らせ(7.27開催)

2023年7月27日(木)18時00分より、ジェンダーフォーラムが主催する勉強会「ジェンダーセッション」を対面で開催いたします。講師には日本学術振興会外国人特別研究員(東京大学)の李亜姣(リ・アコウ)氏をお招きいたします。みなさま、どうぞ奮ってご参加ください(※参加にはお申し込みが必要です)。

第89回ジェンダーセッション「歴史と政治経済学の視点からみる中国の「農嫁女問題」」

◆日時:2023年7月27日(木) 18:00~19:30
◆場所:池袋キャンパス4号館別棟4151教室(4号館別棟の場所はキャンパスマップでご確認ください)
◆申込み:右のURLよりお申し込みください
http://s.rikkyo.ac.jp/3f3023c
◆定員:50名(定員に達し次第、お申し込みを締め切ります)
◆対象:本学学生、教職員、校友、一般
◆主催:立教大学ジェンダーフォーラム
◆概要:
1920年代から1950年代に中国共産党によって土地法が制定され、中国の農村女性は土地所有権を獲得した。しかし、その後の中国の高度成長の過程で、農村の女性たちは土地の権利を次第に喪失していき、権利の侵害現象は「農稼女問題」と名付けられるようになった。
中国農村女性の農地をめぐる権利の侵害「農嫁女問題」はなぜ高度成長期に発生したのか。ジェンダー秩序の再編は資本蓄積の中でどんな役割を果たしたのか。本報告は「農嫁女問題」の発生原因を歴史、政治経済の2つの側面から分析するとともに、農嫁女の抵抗運動についても実地調査をもとに紹介する。
◆講師:
李 亜姣(リ・アコウ)氏:
お茶の水女子大学大学院にて博士(社会科学)取得後、同学リサーチフェローなどを経て現在、日本学術振興会外国人特別研究員(東京大学社会科学研究所)。
専門はフェミニスト経済学、中国地域研究、ジェンダー学。主な著作として『現代中国の高度成長とジェンダー : 農嫁女問題の分析を中心に』東方書店、「『農嫁女問題』とは——現代中国における進行中の本源的蓄積」『経済社会とジェンダー』Vol.3 89-105などがあり、中国農村における女性の土地所有、同国の金融発達と女性の負債問題に関する研究を行なっている。
▽▼▽▼注意事項▽▼▽▼(必ずお読みください)
  • 発熱がある方、ご体調の優れない方は、ご参加をお控えください。
  • お申し込み後、参加ができなくなった場合には、キャンセルのご連絡をお願いいたします。

お問い合わせ

ジェンダーフォーラム事務局

電話:03-3985-2307
メール:gender@rikkyo.ac.jp

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。