先輩職員インタビュー学生部学生課 加藤 光(新卒採用で2020年度入職)

立教学院専任職員採用に応募したきっかけを教えてください。

林業体験の参加学生とキャンプの自炊をする様子(右が加藤さん)

ふと、興味が湧いたのです。
受験生に向けた説明会と就活生に向けた説明会。どんな違いがあるのだろう?
”立教に入る”ためという点では同じです。しかし学びの場と働きの場では見え方が全然違うはず…!
それを探索することがきっかけでした。
私は就職のために就活をするのではなく、知見を広めたいと考えて幅広い企業に話を聞きに行きました。その過程で、大学という場所が社会においていかに特別で異空間であるか。
働く場所としての大学に惹かれ応募しました。

現在の担当業務について教えてください。

学園祭当日に担当学生と打ち合わせ

大学職員は、部署によっては学生と関わる機会が多くないこともあります。
しかし私の業務は学生団体と関わることのできる業務を担当しています。
例えばクリスマス。チャペル団体と呼ばれる礼拝に携わる学生団体が中心となり盛り上げています。
点灯式をやりたい! クリスマスの装飾をしたい! 池袋の街を練り歩きたい! と要望を受ければ、大学の窓口となり学内部局や近隣の商店街などに交渉や依頼を行います。
しかし現実的に実現が難しいことも多々あります。そんな時にはどうしたら最大限学生の意向に寄り添いつつ落としどころを見つけられるか頭を悩ませます。
大学という組織は、長い歴史の中で培った従来のやり方を踏襲することで安定的な運営ができています。その一方で、学生団体と行事を運営する過程で、全く新しいアイディアに触れ実現させることができ、心が躍ります。

これまでの業務で一番嬉しかったこと(やりがいを感じたこと)を教えてください。

クリスマス行事で練り歩く街での安全確保

大学職員になったらやってみたいと思っていたことができたことです。
1つ目は、高校生に向けて大学案内や相談会を行ったこと。そもそも大学に行くべきなのかという原点に立ち返り、大学ではどんなことを学べるのか、そして本学にはどのような魅力があるのか。改めて自分なりに向き合うきっかけになり、さらにそれを次世代に伝えることができるのは大学職員ならではです。
2つ目は、就活の面接でやってみたいと言ったことを実現できたこと。大学は受験という仕組み上、不本意ながら入学される方が一定数います。それでも卒業するまでには、立教に入学してよかったと思ってもらえるような施策を実現できました。具体的には、昼休みの空いたスクリーンを利用して、学園祭やクリスマス行事・キャンプなど参加すると非常に密度の濃い体験が得られるイベントの告知を行いました。

応募を検討中の方にメッセージをお願いします。

私は大学職員になり、とても良かったと感じています。学生と直接関わり、大学職員ならではの仕事ができているからです。
一方、学生から嫌われることを伝えないといけない時など、大学という組織で働くことの大変さ感じる時もあります。ただし、それは学生に立った目線を持ち、大学が好きという感情が強いからこそのもの。

自分はどんな大学づくりをしたいのか、どんな学生支援をしたいのか。ぜひ就活用ではなく本音で大学と向き合ってみてください。
その先に一緒に働けるのを心から楽しみにしています!

代表的な1日のスケジュール

8:30 始業まで読書(図書館があるので知的好奇心がくすぐられます)
8:50 学生団体貸出施設の確保や、使用状況の確認
10:00 クリスマス実行委員会などのチャペル団体とミーティング
11:00 学生団体からの要望を受けて学内部局へ交渉や依頼
12:30 食事スペースにて、立教キャンプなどの紹介動画を放映
12:50 昼休憩(昼の祈りにも参加。体育会などの学生が学生生活について語ります)
14:00 入試実施に向けた打ち合わせ
15:00 学生参加のキャンプ林業体験・救急救命講習会の企画・準備
17:00 退勤(体育館で運動をしてから帰る日もあります)

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