2026/08/28 (FRI)プレスリリース

立教大学と長崎県対馬市が
「持続可能な社会の実現に向けた相互連携及び交流に関する協定」を締結

キーワード:社会・地域連携

OBJECTIVE.

立教大学(東京都豊島区、総長:西原廉太)と長崎県対馬市(市長:比田勝尚喜)は、「持続可能な社会の実現に向けた相互連携及び交流に関する協定」を締結しました。2026年8月25日、立教大学池袋キャンパスにおいて協定書調印式を執り行いました。

左から 比田勝尚喜 対馬市長、西原廉太 立教大学総長

立教大学と対馬市は、これまで観光学部のインターンシップ受入れや、ESD(持続可能な開発のための教育)研究所との研究連携などを通じ、長年にわたり多面的な交流を重ねてまいりました。今般、2026年4月の環境学部開設を契機として、これまでの取り組みをさらに発展させ、全学的な協力体制のもとで持続可能な社会の実現を目指すべく、包括的な連携協定の締結に至りました。

四方を海に囲まれた独自の生態系や海洋漂着ゴミの問題など、対馬市が持つ現代的な環境課題・地域資源を実践的な学びと研究の場とし、フィールドワークやゼミ活動、インターンシップ等の多様な連携プログラムを展開します。これにより、持続可能な社会の構築に資する人材育成と、地域の活性化・課題解決に相互で寄与してまいります。

協定の概要

  • 持続可能な社会の実現にかかわる研究における相互協力及び連携
  • 持続可能な社会の実現を担う教育の実践、推進
  • 持続可能な社会の実現に関する市民、地域団体、企業、大学、行政との相互連携と人材交流 など

対馬市での本学学生の取り組み例

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2025年大阪・関西万博 基調映像の制作
立教大学コンテンツ制作・発信団体Bilder.の学生が、大阪・関西万博BLUE OCEAN DOME「対馬ウィーク」の基調映像を制作しました。3本の映像のうちの一つ『対馬と、プラスチックと、私たちの暮らし』は、対馬の海岸の現状から私たちの暮らしの元へ遡り、海と日常のつながりを表現しています。

環境学部「環境フィールドスタディ1」
環境学部の学生25名が9月14日~17日に対馬市でフィールドスタディを行います。「森里川海から得られる生態系サービスの“豊かさ”とは?」、「豊かな生態系サービスを持続的に享受するための課題は?」をテーマに4日間、対馬市の皆様にご協力いただき、環境課題の現状を学びます。

<主な活動内容>
  • クジカ浜での海岸漂着ゴミの調査
  • クリーンセンター中部中継所で海岸漂着ゴミ処理見学
  • 志多留集落で野生生物管理、耕作放棄地などに関するフィールド調査
  • 対馬野生生物保護センターなどでツシマヤマネコ保全に関する調査

立教大学総長・対馬市長によるコメント

立教大学 総長 西原廉太
対馬市と立教大学との交流の歴史は長く、これまでに多くの学生と教職員が対馬市を訪れ、たくさんの学びを得てきました。もっとも古い記録では、1950年に文学部教員がフィールド調査を行った記録が残っているそうです。近年では、本学の全学共通科目にご協力いただくなど、ESD研究所を中心とする連携が行われています。本年4月に文理融合型で現地での学びを重視する環境学部を新設し、さっそく9月には、環境学部の必修科目「環境フィールドスタディ」で25名の学生が対馬市を訪問します。今回の協定締結を機に、これまでの交流関係をさらに充実・発展させ、対馬市の皆様と本学の学生・教職員が手を取り合いながら、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。
長崎県対馬市 市長 比田勝尚喜
立教大学とは、これまで観光学部やESD研究所との多面的な交流や研究・人材育成の取り組みを重ねてまいりましたが、今回の協定締結により全学的な連携へと発展することを大変心強く思います。国境離島である対馬市は、豊かな生態系に恵まれる一方、気候変動の影響や海ごみ問題など地球規模の視野に立って解決すべき環境・社会課題を抱えています。そのため、対馬市は課題解決と魅力ある地域資源を生かした持続可能なしまづくりを推進するために、産学官民の共創による取組みを推進しています。こうした現場を学生の皆様の「学びと実践の場」として生かしていくことで、立教大学が掲げる「専門性に立つグローバル教養人」の育成推進や、対馬における課題解決と未来の人材育成に向けた力強い共創に繋がることを期待しております。
取材をご希望の場合には、申込フォームにて受け付けます。

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