2025/05/01 (THU)

水泳部の松永琴寧さんが「パラ水泳ワールドシリーズ」
混合4×100m自由形リレーで金メダル獲得

キーワード:学生の活躍

OBJECTIVE.

4月10日(木)~4月12日(土)、静岡県富士市で開催された「パラ水泳ワールドシリーズ 富士・静岡 2025」(主催:世界パラ水泳連盟)で体育会水泳部の松永琴寧さん(スポーツウエルネス学部1年次)が混合4×100m自由形リレーで金メダルを獲得しました。

スタート前の松永さん

笑顔で金メダルを手にする松永さん(右から2人目)

日本初開催となる「パラ水泳ワールドシリーズ 富士・静岡 2025」※1には、世界各国から21選手団、233名の選手が参加し、3日間に渡る熱戦を繰り広げました。

松永さんはS10クラス※2のクラス分けを通過し、本大会への出場が決定。混合4×100m自由形リレー(34ポイント※3)に背泳ぎで出場し、リレーメンバーと力を合わせ、6分45秒99の記録で見事金メダルを獲得しました。また、100mバタフライでは8位に入賞する活躍を見せました。

本大会は日本代表選手選考競技会も兼ねており、松永さんは2026年に愛知県名古屋市で開催されるアジアパラ競技大会の日本代表選手に決定しました。


※1 「パラ水泳ワールドシリーズ」は、世界パラ水泳連盟が主催し、世界各地で毎年開催するパラ水泳の国際的な大会。2025年の本大会は、日本で初めて開催された。
※2 両下肢に軽度のしょうがい、股関節または両足に中等度のしょうがい、片足に重度のしょうがいがあり、または手足に軽度の欠損がある水泳選手のクラス。
※3 クラスの数字合計が34ポイントを超えない4人の水泳選手で構成。

100m背泳ぎのスタートの様子

競技中の様子

コメント

COMMENT

スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科1年次、体育会水泳部
松永 琴寧さん

今回のワールドシリーズは日本で初めての開催であり、私自身もワールドシリーズへの出場は初めての経験でした。レースの結果としては100mバタフライでA決勝に出場することができ、8位入賞。嬉しい気持ちもありますが、決勝でベストタイムが出せず、悔しい結果になりました。また混合4×100m自由形リレー(34ポイント)ではリレーメンバーと力を合わせ、金メダルを獲得することができました。他国のパラスイマーとレースができたことの喜びと、さらに競技力を向上させることを意識する大会となりました。

この4月に立教大学スポーツウエルネス学部に入学し、新生活がスタートしました。慣れない練習環境や学校生活での不安はありますが、水泳部としての自覚と感謝の気持ちを胸に、日々の練習に励みます。学業面ではスポーツに関するウエルネス社会の向上について学び、将来に活かすことのできるように頑張りたいです。今後の目標は2026年に愛知県で開催されるアジアパラリンピックに出場し、メダルを獲得することです。そのために自分の弱さと向き合い、目標達成に向けて練習に励みたいと思います。

(写真提供:「立教スポーツ」編集部)

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