2023/10/01 (SUN)

ダイヤモンド社と学生が共同開発。
イマドキの視点で「OJT活性化ワークショップ」を商品化

キーワード:社会・地域連携

OBJECTIVE.

立教大学経営学部(東京都豊島区、学部長:山口和範)の中原淳教授が担当するゼミナールと株式会社ダイヤモンド社(東京都渋谷区、代表取締役社長:石田哲哉)は、「OJT活性化ワークショップ」を共同開発し、発売を開始しました。

本プロジェクトはダイヤモンド社、ダイヤモンド・ヒューマンリソース、⽴教⼤学 中原ゼミナールによる共同プロジェクトで、学⽣が企画・アイデアを提案するだけで終わるのではなく、それらを学⽣⾃⾝の⼿で商品化し、企業・組織の課題解決のためのツールとして、実際に販売・提供することを⽬標にスタートしました。

昨年は第⼀弾として「内定者フォローワークショップ」を開発。発売当初から好評を博し、84社に採⽤されました(23年9⽉26⽇現在)。
続く今作は、イマドキの学⽣ならではの視点で、新⼊社員の定着と成⻑について考え抜かれた画期的なプログラムです。

第⼆弾となる今回のテーマは「OJT活性化」。中原ゼミナールで⼈材開発・組織開発を学ぶ学⽣が、専⾨的な知識・スキルと学⽣ならではのアイデアと遊び⼼を活かして、新⼊社員とOJT指導員の双⽅に向けたワークショップを開発しました。

商品に関して

  • 真剣ながらも楽しく取り組める4つのワークショップ
    ゲーム感覚で楽しく取り組めるワークを通して、新⼊社員とOJT指導員の双⽅が学びを深め、関係性を深めることができます。
  • 約120分で完結するコンパクトなプログラム
    対⾯でもオンラインでも実施ができます。実際に集まっての開催はもちろん、全国各地の対象者をオンライン上に集めての開催も可能。約120分というコンパクトさから、他のプログラムと組み合わせての実施などもできます。
  • ⾃由に実施・活⽤できる “内製化⽀援” パッケージ
    社内ファシリテーターによるワークショップ実施を全⾯サポート。投影スライドやワークシート、台本(スクリプト)を記したマニュアルをご提供。いつでも何度でも、また⾃社のニーズに合わせてカスタマイズも可能です。

ワークショップ① 【新⼊社員向け】 『もぐタン 〜もぐらと学ぶ! フィードバック探索⾏動〜』

新⼊社員が成⻑するためには、OJT指導員からの「フィードバック」が⽋かせません。しかしながら、実は、OJT指導員の多くは「新⼊社員は何が分からないのか」「どこまで伝えていいのか」が分からないという悩みを抱えています。また、新⼊社員にも「先輩が忙しそうで声をかけづらい」「フィードバックの求め⽅がわからない」という不安があります。
本ワークショップでは、こうした課題を解決すべく、新⼊社員の皆さんに「フィードバック探索⾏動」を学んでいただきます。フィードバックの重要性や探索⾏動の⼿順をストーリー仕⽴てで楽しく学んだうえで、実践的なロールプレイングに取り組んでもらい、新⼊社員が【⾃らフィードバックを取りにいける】ようになることを⽬指します!

ワークショップ② 【OJT指導員向け】 『勇者の休⽇ 〜⽇々戦う者たちへ究極のリフレッシュを〜』

新⼊社員の成⻑と定着を促すうえで、OJT指導員の働きかけは⽋かすことができません。しかしながら、何のスキルも渡されないまま、OJT指導員に指導⽅法が任せっきりになっていたり、⾃分の仕事が忙しくて余裕がなかったり、他の指導員と悩みやノウハウを共有する機会がなかったりして、制度はあるものの、OJTがうまく機能していないという企業も少なくありません。
本ワークショップでは、OJT指導員同⼠で、⽇々の新⼈指導の中で感じている悩みやモヤモヤのほか、それぞれの成功体験などを共有していただきます。ゲーム形式で、OJT指導員同⼠のつながりをつくり、お互いに悩みを解決するヒントを得て、「OJTっていいな!」と【OJT指導のモチベーションを向上させる】ことを⽬指します!

ワークショップ③ 【新⼊社員 × OJT指導員向け】 『⾔いたいことがイエルンダー!』

新⼊社員の定着と成⻑のためには、OJT指導員と円滑なコミュニケーションをとれる関係性構築が重要です。しかしながら、実際は、業務上の連絡ばかりでコミュニケーションが希薄だったり、相⼿に気を遣うあまり発⾔をためらってしまったりして、お互いに⾔いたいことがあっても素直に⾔い合えていない、という状況が⽣まれがちです。本ワークショップでは、こうした状況を打破すべく、OJT指導員と新⼊社員の双⽅に「⾔いたいことを⾔い合う」ための術を⾝につけていただきます。こうした問題を引き起こしている「モンスターを倒す」という設定で、お互いに話しやすい「きき⽅」「話し⽅」という武器を⾝につけてもらい、【⾔いたいことを素直に⾔い合える】関係性をつくります!

ワークショップ④ 【新⼊社員 × OJT指導員向け】 『初めての たてつな宇宙研修』

OJT指導に関して、指導員も新⼊社員もさまざまな悩みを抱えています。実は、それらの問題の多くは、初期段階での関係構築が不⼗分なことに起因しています。OJT指導がはじまる前に「関係の質」を⾼めることで、気持ちの良いOJT指導をスタートし、指導の効率性を⾼め、新⼊社員のスムーズな組織社会化を促すことができるのです。本ワークショップでは、OJT指導員と新⼊社員の双⽅が、それぞれに抱えている「思い」をお互
いに「知る」ことを重視しています。ペアでワークに取り組む中で、お互いのありのままの姿や意⾒を伝え合い、実際の職場で協働するときのイメージをつかんでいただきます。それらを通してOJT指導員と新⼊社員の【⼆⼈なりのOJT指導】のあり⽅を⾒つけることを⽬指します!

⽴教⼤学経営学部 中原ゼミナール

中原ゼミナールは⽴教⼤学経営学部中原淳教授のもと、組織開発と⼈材開発について専⾨的に学んでいるゼミです。「⾃分たちの学びは、⾃分たちでデザインせよ!」という⽅針のもと、クライアント企業とのプロジェクトの⽴ち上げ、⼈材開発に関するイベントの開催など、各期のメンバーが話し合いを通して、⾃分たちの未来を、⾃分たちで決めています。
ダイヤモンド社 HRソリューション事業室
「アカデミックな知⾒と現場をつなぎ、⼈と組織の活性化を⽀援する」をスローガンに、学者・研究者とのネットワークを活かし、科学に裏付けされた知⾒を企業の現場でうまく機能させるためのツールやプログラムを開発し、提供しています。⼈材の採⽤から育成までを事業領域とし、⼈と組織の活性化を全⼒で⽀援しております。

株式会社ダイヤモンド社 HRソリューション事業室
責任者:取締役室⻑ 井上 直
ダイヤモンド・ヒューマンリソース
1957 年にダイヤモンド社が発刊した⽇本初の就職情報誌『ダイヤモンド会社就職案内』を事業の始まりとして、就職情報サービスを全国規模で展開。ダイヤモンド社グループの「総合⼈材サービス企業」として、ダイヤモンド社の開発する適性テスト・研修・組織診断など⼈材開発領域のサービス提案を主たる事業としています。

株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソース
代表取締役社⻑ 筒井 智之

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