2023/09/25 (MON)

ボート部が「第50回全日本大学ローイング選手権大会」で金メダルを2つ獲得

キーワード:学生の活躍

OBJECTIVE.

9月6日(水)~9月10日(日)埼玉県戸田市の戸田ボートコースで「第50回全日本大学ローイング選手権大会」(主催:公益社団法人日本ローイング協会)が開催され、体育会ボート部が4種目で金メダルを2つ、銀メダルを2つ獲得しました。

左:男子フォア/右:女子ダブルスカル

本大会には66団体が参加し、男女ともに総合4位の結果を残しました。
【大会結果】
  • 男子フォア 優勝
  • 女子ダブルスカル 優勝
  • 男子ペア 準優勝
  • 女子エイト 準優勝

男子フォア

「フォア」は4名の漕手が左右に2名ずつ分かれ、それぞれが両手で1本、計4本のオールでゴールまでの速さを競う競技です。

左から山田雄恒さん、岡山慎之介さん、和氣雅貴さん、川瀬伸晃さん

決勝戦ではスタートから500m付近で先頭に立つものの、ライバルも手強く1800m付近で逆転されてしまいました。しかしラスト50mで、執念のラストスパートにより再逆転し、0.09秒差での決着となり見事優勝しました。

【参加団体数】
15団体

【メンバー(シート順)】
  • 社会学部現代文化学科3年次 山田雄恒さん
  • スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科1年次 岡山慎之介さん
  • 経営学部経営学科4年次 和氣雅貴さん
  • コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年次 川瀬伸晃さん

左から山田雄恒さん、岡山慎之介さん、和氣雅貴さん、川瀬伸晃さん

コメント
経営学部経営学科4年次 和氣雅貴さん

今シーズン、チームは様々な困難にぶつかりました。その度にチームスローガン「不撓」の下、「インカレこそは勝つ」そう意気込んだ大会でした。そして頼もしい後輩と共にクルー結成から練習の量と質にこだわり抜き、自分達への絶対的な自信を持ってレースに挑みました。
決勝のレースラスト50mは苦しい中で沿道からの声援・立教の伝統のフォア種目で出漕していることへのプライドから死力を尽くし逆転しました。

今年は創部75周年にして史上初の男女アベック優勝、男子ペア・女子エイト準優勝の戦績を残せました。来年以降もチーム立教一丸となり更なる高みを目指して歩み続けます。沢山のご声援をいただきありがとうございました。

女子ダブルスカル

「ダブルスカル」は2名の漕手がそれぞれオールを右手と左手に1本ずつ持ち、計4本のオールでゴールまでの速さを競います。

左から井上幸乃さん、飯塚百合子さん (写真提供:「立教スポーツ」編集部)

決勝戦ではスタート直後から他艇と1艇身ほど水を開けて先頭に出ました。そのまま中盤もスピードを落とすことなく粘り強く漕ぎ続け、さらに下位との距離を広げていきました。そして最終的には約6秒の差をつけてゴールし、金メダルを獲得しました。

【参加団体数】
21団体

【メンバー(シート順)】
  • 異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科1年次 井上幸乃さん
  • 経済学部経済政策学科1年次 飯塚百合子さん

左から井上幸乃さん、飯塚百合子さん

コメント
経済学部経済政策学科1年次 飯塚百合子さん

今大会では、女子ダブルスカルに出漕させていただき、優勝という最高の結果を残すことが出来ました。連日、多くのご声援ありがとうございました。全日本選手権でも同種目に出場させていただきましたが、途中棄権という悔しい終わり方をしてしまったので、リベンジを果たすことができました。クルーを組み始めてからは、優勝だけを目標に、ひたすら漕ぎに向き合いました。特に技術面に焦点を当て、毎日の課題を明確にして練習に臨むことを心掛けました。1年生クルーという強みを生かし、果敢に挑戦しながら、絶対優勝するという強い気持ちでレースに臨めたことも、大きく結果に繋がったと思います。

今回の1年生ペアでの優勝は、立教大学初ということでしたので、来年以降は総合優勝という新たな歴史を刻みたいです。今後も応援してくださる全ての方々に感謝の気持ちを忘れず、練習に励んでまいります。

男子ペア

「ペア」は2名の漕手が左右に1名ずつ分かれ、それぞれ両手で1本ずつ、計2本のオールでゴールまでの速さを競います。

決勝戦ではスタートは5位と出遅れましたが、得意の中盤でどんどん他艇を抜かしていきました。さらに後半のスパートで1位艇に詰め寄りましたが、惜しくもそのままゴールして銀メダルを獲得しました。

【参加団体数】
22団体

【メンバー(シート順)】
  • スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科1年次 松本礼さん
  • 理学部物理学科3年次 高橋岳大さん

左から松本礼さん、高橋岳大さん、

左から松本礼さん、高橋岳大さん

女子エイト

「エイト」8名の漕手が左右に4名ずつ分かれ、それぞれが両手で1本、計8本のオールでゴールまでの速さを競います。舵手1名が乗船し9人乗りで構成されます。
他の種目は漕手が「舵取り」と「レースの駆け引き」を行いますが、舵手つき種目であるエイトはそれらを「舵手」が行います。

左から小林愛さん、長芝木香さん、井上幸乃さん、飯塚百合子さん、奥山結月さん、向井琴和さん、藤田蘭さん、杉原春菜さん、髙橋杏果さん

決勝戦ではスタートから1000m地点での順位は3位でしたが、強みである中盤の粘り強さを発揮し、1500m地点で前を走っていた他艇を振り切りました。そして2位に順位を上げたままゴールを迎え銀メダルを獲得しました。

【参加団体数】
8団体

【メンバー(シート順)】
  • 法学部政治学科4年次 長芝木香さん
  • 異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科1年次 井上幸乃さん
  • 経済学部経済政策学科1年次 飯塚百合子さん
  • 観光学部観光学科2年次 奥山結月さん
  • 観光学部観光学科2年次 向井琴和さん
  • 法学部国際ビジネス法学科2年次 藤田蘭さん
  • 法学部政治学科1年次 杉原春菜さん
  • 法学部国際ビジネス法学科3年次 髙橋杏果さん
  • コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科2年次 小林愛さん

後列左から井上幸乃さん、飯塚百合子さん、奥山結月さん、藤田蘭さん、杉原春菜さん、髙橋杏果さん、小林愛さん、前列左から長芝木香さん、向井琴和さん(写真提供:「立教スポーツ」編集部)

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