2023/03/16 (THU)

フェンシング部の橋本祥英さんが「アジアジュニア・カデ選手権大会」で金メダル獲得

キーワード:学生の活躍

OBJECTIVE.

3月2日(木)~3月9日(木)、ウズベキスタンのタシケントで「アジアジュニアカデフェンシング選手権大会」が開催され、ジュニア男子フルーレで体育会フェンシング部の橋本祥英さん(経済学部経済学科1年次)が優勝し、金メダルを獲得しました。

アジアジュニア・カデ選手権大会は、20歳以下のフェンシングのアジア選手権であり、各国の20歳以下の国内ランキング4位以上の選手たちに出場資格が与えられるアジア最高峰の大会です。本大会は団体戦16か国、個人戦は66人が出場し、エペ、フルーレ、サーブルの3種目で開催されました。

橋本さん(写真左) Ⓒ日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE

Ⓒ日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE

  • エペ
    全身どの部分を突いてもポイントが入り、両者が同時にお互いを突けば両者にポイントが入る一番分かりやすい種目です。
  • フルーレ
    今回橋本さんが優勝した種目であるフルーレは、胴体のみを突くことでポイントが入ります。また、「攻撃権」というものがあり、この「攻撃権」を持っていないと得点を獲得できない種目です。
  • サーブル
    上半身を「突く」「斬る」ことによりポイントが入る種目です。一瞬で勝敗が決するため非常にダイナミックな種目です。

Ⓒ日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE

橋本さんは決勝戦で15-14と一本勝負の末、優勝しました。それまでの道のりでも、2回戦の中国代表選手との試合で自分のフェンシングがなかなか出来ず、一本勝負の苦しい試合展開となりました。ですが、橋本さんは「絶対に負けられない」という強い気概を示し、勝利しました。その後は自分のフェンシングを取り戻した様子で、3回戦目では15-8、4回戦目では15-5、準決勝では15-4と順調に勝ち進みました。

Ⓒ日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE

そして迎えた決勝戦では、開催国ウズベキスタン代表選手の応援はもの凄く、一点取る度に大喝采がおきました。ですが、橋本さんの応援にも、負けじと仲の良い日本代表選手や韓国代表選手が、大きな声援を送っていました。その応援に応えるように12-14で負けていましたが3本連取し、見事優勝しました。


橋本さんのこれまでの試合結果
  • インターハイ 個人3位/団体優勝
  • 東京都ジュニアフェンシング選手権大会 3位
  • 牧杯ジュニアフェンシング選手権大会 準優勝
  • JOCジュニアオリンピックカップフェンシング大会 3位

コメント

COMMENT

経済学部経済学科1年次
橋本 祥英さん

まず私が、今回優勝したことで1番感じたことは感謝です。私1人では、到底辿り着けなかった景色を見ることができたのは、一概に周りで支えてくださった沢山の方々のおかげです。この場を借りて、感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございます!

さて、私はメンタルがとても弱いです(笑)。しかし、その自分の弱さを無視するのでも放っておくわけでもなく、しっかりと向き合うことにしました。どうやったらメンタルが強くなるのか自信が持てるようになるのかを考え行動しました。
時には、毎日2キロを120日以上連続で雨の日も欠かさず走り続けました。練習も誰よりもやった自信がありました。そんな、行動が自分の自信に繋がり夢の舞台で最高のパフォーマンスができたのだと思います。

私は優勝したことよりも、自分のフェンシングを信じて戦い抜いたことの方が嬉しいです。
私の1番の夢はオリンピックで金メダルを獲ることです!そのために、これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました。

(写真:Ⓒ日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE)

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