OBJECTIVE.
理学部の田口真教授が地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)の「田中舘賞」を受賞しました。
本賞は、地球電磁気・地球惑星圏学会の会員の中で、地球電磁気及び 地球惑星圏科学において顕著な学術業績をあげられた研究者に授与されるものです。研究題目は「分光観測による地球および惑星大気の研究」です。
田口教授の研究について
光学装置によって得られた観測データに基づいて成層圏オゾン、オーロラ、惑星大気などを研究。金星探査機「あかつき」搭載中間赤外カメラの責任者として、カメラの運用及び金星大気の研究を主導していることなどの貢献が高く評価され、本賞の受賞に至りました。
なお、田口教授は昨年11月1日に本賞を受賞し、今年5月30日に表彰式がオンラインで執り行われ、賞状とメダルが授与されました。
田口教授の研究について
光学装置によって得られた観測データに基づいて成層圏オゾン、オーロラ、惑星大気などを研究。金星探査機「あかつき」搭載中間赤外カメラの責任者として、カメラの運用及び金星大気の研究を主導していることなどの貢献が高く評価され、本賞の受賞に至りました。
なお、田口教授は昨年11月1日に本賞を受賞し、今年5月30日に表彰式がオンラインで執り行われ、賞状とメダルが授与されました。
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理学部
田口 真 教授
この度、伝統ある田中舘賞を受賞できたことはたいへん光栄に存じます。未知の世界を探究することのおもしろさに魅せられて、理学研究者の道に入りました。これまで、研究でうまくいかないことも多々ありましたが、めげずに続けて来たことが評価されたのかと思います。私が行っているような世の中に直接役立たない基礎科学分野の研究は立教大学の「自由の学府」という研究環境があってこそ進められました。地球上では明るいニュースが少ない昨今ですが、地球の外にはまだ人類が知らないわくわくするような世界が広がっています。皆さん、画面ばかり見ていないで、本物の自然に目を向けていきましょう。