2020/11/30 (MON)

上田恵介名誉教授が日本動物行動学会「日高賞」を受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

上田恵介名誉教授が、第5回日本動物行動学会「日高賞」を受賞しました。

日本動物行動学会は1982年に、日高敏隆京都大学理学部教授(当時)を初代会長として設立されました。ノーベル賞を受賞したローレンツやティンバーゲンが発展させたエソロジーの伝統を踏まえつつ、行動生態学、生理学、動物社会学、心理学、遺伝学、進化学、数理生物学など、動物の行動に関するあらゆる分野に開かれた学会です。対象となる「動物」も、虫、鳥、魚や、ヒトを含む哺乳類はもちろんのこと、パソコンにすむ人工生命まで含まれます。

日本動物行動学会「日高賞」は、動物行動学の普及など社会との橋渡しにおける顕著な業績を称えるものです。
上田名誉教授は鳥類の行動生態の調査研究に長年従事しています。行動学の普及と発展に大きく貢献した功績をたたえられ、受賞の運びとなりました。

11月20日(金)~22日(日)に開催された日本動物行動学会第39回大会において、授与式および受賞記念講演が執り行われました。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、第39回大会はオンラインにて開催されました。

コメント

COMMENT

名誉教授
上田 恵介

この度、日本動物行動学会の第5回日高賞を受賞しました。この賞は日本における動物行動学の普及、啓蒙に功績のあった者に与えられる賞です。私はこの学会の創設時から、編集委員、運営委員、会長として深く関わってきました。一方、立教大学で教鞭を取るかたわら、動物行動学の面白いトピックを学生向けに講義し、またそれらを本にして、出版してきました。その活動が認められたのだと思います。学会の創設者の日高敏隆先生は、私が大学4年の卒業時、初めて学会に参加して自分の研究を発表した時に、最前列に座っておられて、真っ先に質問をしてくださった先生です。その先生のお名前を冠した賞をいただけて、とても嬉しく思います。