2020/11/19 (THU)

本学校友の音楽プロデューサー 酒井政利さんが文化功労者に選出

キーワード:卒業生

OBJECTIVE.

2020年度の文化勲章・文化功労者が発表され、本学校友で音楽プロデューサーの酒井政利さん(1958年文学部社会科卒業)が文化功労者に選出されました。

文化功労者制度は、文化の向上発達に関し特に功績顕著な者を政府が顕彰するために1951年に設けられた制度です。

酒井政利さんは、立教大学を卒業後レコード会社のプロデューサーとなり、南沙織さん、郷ひろみさん、山口百恵さん、松田聖子さんをはじめ、300人以上のアイドルやミュージシャンのプロデュースを手掛け、ヒット曲を生み出してきました。

1996年にフリーとなり、自身の事務所「酒井プロデュースオフィス」を立ち上げ、メディアプロデューサーとしても活躍。映画や舞台などの企画やコメンテーター、講演活動など活躍の幅を広げ、これまでに文化長官表彰(2005年)、和歌山県文化功労賞(2018年)を受賞されています。

コメント

COMMENT

音楽プロデューサー
酒井 政利さん(1958年文学部社会科卒業)

「文化功労者」として選出して頂き、今日までお世話になった方々、長く共に取り組んできた仲間たちの顔が浮かび、感謝の気持ちでいっぱいです。次なるステップへの大きな励みを頂きました。

丁度60年前、新入社員の頃は、レコード制作、その体制の古さに抵抗を感じ、新しい方向に挑戦しようと必死でした。ある日書店で一冊の本と出会い、この感動を多くの人に楽曲で伝えたいと、体が騒ぎだしたのです。
—そうだ、学生時代から大好きだった映画制作のつもりで、そのテーマ曲を作ればいいのだ—と、発想を転換することで、自分の居場所が見つけられたのです。脚本、キャスティング、そしてクライマックスでのテーマ曲へと妄想でふくらむ展開。
出版、映像、企業とのタイアップ=メディア戦略、この展開こそ私の戦場でした。
今でも、あの書店でのあの未熟な情熱が懐かしいものです。

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