2020/10/27 (TUE)

野球部の中川颯さんがプロ野球ドラフト会議でオリックス・バファローズから4位指名

キーワード:学生の活躍

OBJECTIVE.

10月26日(月)に行われたプロ野球ドラフト会議にて、体育会野球部の中川颯さん(コミュニティ福祉学部福祉学科4年次)がオリックス・バファローズから4位指名を受けました。

長身から繰り出すアンダースロー

長身から繰り出すアンダースロー

指名後の記者会見で中川さんは「野球部の仲間からおめでとうと言われ、思わず涙が出そうになった。不安が大きかったのでほっとした」と喜びを語り、「嬉しさを素直に受け止めて、ここから結果を残せるように頑張りたい」と決意を新たにしました。目標について聞かれると、「球界を代表するアンダースローの選手になりたい」と力強く語りました。

中川さんの武器は184cmの長身からのアンダースロー。2017年の大学日本一には1年次生ながらマウンドに上がり貢献しました。
会見に同席した溝口智成監督は「130キロのストレートも体感は140キロを超える」と話し、「ここからが大変だが、成長して球界を盛り上げていける存在になってほしい」とエールを送りました。

記者会見の様子 ©「立教スポーツ」編集部

溝口監督(写真右)と喜びを分かち合う ©「立教スポーツ」編集部

今回の指名は、2017年に阪神タイガースから指名を受けた熊谷敬宥選手以来3年ぶり。また、投手としては2016年に埼玉西武ライオンズに指名を受けた田村伊知郎選手、オリックス・バファローズから指名を受けた澤田圭佑選手以来4年ぶりとなります。

※新型コロナウイルス感染症予防のため、記者会見はマスク着用(フォトセッション除く)で実施しました

11月27日 追記

中川さんは11月26日(木)、東京都豊島区のホテルで球団と入団交渉を行い、仮契約を結びました。背番号は「37」に決まりました。

早川スカウト(写真右)からユニフォームと帽子が手渡される

仮契約を終えた中川さんは記者会見に臨み「プロ野球選手になる覚悟と実感が湧いてきた」と表情を引き締め、「常に志を高く持って、長く続けられるように頑張っていきたい」と意気込みを語りました。
オリックス・バファローズの早川大輔スカウトは、「アンダースローでドラフト候補は希少な存在、春先からずっと欲しいと思っていた。もしローテーションに入ったら打者のタイミングを崩す投球をしてもらいたい」と期待を語りました。

本学からのアンダースロー投手のプロ野球輩出は、長嶋茂雄さん、本屋敷錦吾さんと並び「立教三羽ガラス」と呼ばれた杉浦忠さん以来となります。(ともに1958年経済学部卒)

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