2020/01/07 (TUE)

観光学部の庄司貴行ゼミの2チームが第16回キャンパスベンチャーグランプリ東京大会で「優秀賞」および「りそな銀行賞」を獲得

キーワード:学生の活躍

OBJECTIVE.

観光学部の庄司貴行ゼミが、第16回キャンパスベンチャーグランプリ東京大会(主催:キャンパスベンチャーグランプリ東京実行委員会)で「優秀賞」および「りそな銀行賞」を獲得しました。

キャンパスベンチャーグランプリは、起業を志す学生の登竜門として知られる大会で、優れたプランを表彰し、起業家を目指す学生の支援、新産業の創出と人材育成を目的としています。今年で16回目を迎える東京大会では、応募総数170以上の中から書類選考・セミファイナルを通過した10チームが、11月28日(木)の最終審査会で発表を行いました。
本学観光学部の庄司ゼミの2チームは、「時間帯別火葬コンサルティング」および「旅の「寄り道」を提案するアプリ『頼道-Yorimichi-』」をテーマにプランを発表し、それぞれ優秀賞・りそな銀行賞を獲得しました。

チーム「SCRAMBLE」のメンバー/左から:小杉さん、宗田さん、岩間さん、土橋さん、小西さん

チーム「あしゆ」のメンバー /左から:後藤さん、平澤さん、田部さん、三保田さん

時間帯別火葬コンサルティング

チーム「SCRAMBLE」:優秀賞
現在深刻化しつつある火葬待ち問題を解決するために発案したビジネスで、火葬待ちの原因である火葬予約の人気時間帯集中を改善するため、朝と夜に行う火葬を一般化するための新しいプランを考案。若い世代が葬儀業界に目を付けた着眼点と社会問題解決に対する熱意が高く評価され、今回の受賞に至りました。

東京大学産学協創推進本部イノベーション推進部教授 各務茂夫氏と表彰状を受け取る岩間さん

<代表者 観光学部交流文化学科3年次 岩間文佳さんのコメント>
私達は、現在日本で深刻化している「火葬待ち問題」に着目しました。この問題の原因である、昼間に過度に集中する予約が火葬炉稼働率の停滞を引き起こしている事実を突き止め、その打開策として朝と夜に予約を分散させる「時間帯別火葬コンサルティング」というプランを作成しました。伝統や文化という障壁を超えるための価値創造に尽力し、さらに、より現実味があるプランに近づけるために葬儀関係者の方々にヒアリングを行いながらチーム全員で議論を重ねました。その結果、最終審査会では優秀賞を頂くことができました。率直にうれしい気持ちでいっぱいです。関係者の皆様をはじめ、ご協力頂きました皆様、本当にありがとうございました。
チーム「SCRAMBLE」メンバー
観光学部交流文化学科3年次 岩間 文佳さん
観光学部観光学科3年次 土橋 知明さん
観光学部観光学科2年次 小西 颯馬さん
観光学部交流文化学科2年次 宗田 彩花さん
観光学部交流文化学科2年次 小杉 文乃さん

旅の「寄り道」を提案するアプリ『頼道-Yorimichi-』

チーム「あしゆ」:りそな銀行賞
旅行先で意図せずできた隙間時間を有意義にする「寄り道」を提案するアプリ。ユーザーが利用可能時間や最終到着地などを入力すると、AIがユーザー自身の趣味嗜好と、類似する他ユーザーの訪問場所等のデータをもとに寄り道ルートを提案。旅行雑誌やインターネットに載っていない場所を提案することで、周遊型観光の促進とオーバーツーリズムの解決を目指しています。
最短・最安値の旅が容易にできる現代の中で「寄り道を旅の新常識にする」というコンセプトと、社会課題解決に向けた長期的な目標が評価されました。

株式会社りそな銀行常務執行役員東京営業部長 浜田勇一郎氏と表彰状を持つ平澤さん

<代表者 観光学部観光学科3年次 平澤未央さんのコメント>
旅行者の一極集中による深刻なオーバーツーリズムを解消したいと思ったのが、このプランを作成したきっかけでした。プランを仕上げる中で、フィールドワークや観光協会への聞き取りを通してニーズを洗い出したほか、アプリの試作品を作成し実際の利用シーンを体験できるよう工夫を重ねました。その結果、観光学部での学びを生かして「寄り道」という新たな旅の価値を提案できたと思います。
今回「りそな銀行賞」をいただき、今後に繋がる貴重な機会を得られました。この受賞で終わりにせず、プランを形にできるよう活動を続けていく予定です。最後になりましたが、ご協力いただいた皆様にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
チーム「あしゆ」のメンバー
観光学部観光学科3年次 平澤 未央さん
観光学部観光学科3年次 田部 功明さん
観光学部観光学科2年次 三保田 悠平さん
観光学部観光学科2年次 後藤 大夢さん

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