OBJECTIVE.
体育会水泳部の鎌田美希さん(コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年次)が、9月21日(土)〜23日(月・祝)に神奈川県横浜市の横浜国際プールで開催された「2019 ジャパンパラ水泳競技大会」において、背泳ぎと平泳ぎの2種目で日本新記録を樹立し、金メダルを獲得しました。
レーススタート時(鎌田さん:第4レーン)
ジャパンパラ水泳競技大会は、1991年から始まり、現在にいたるまで毎年続けて開催されています。さまざまな種類のしょうがいのある選手が参加できる種目に別れ、日本国内のトップアスリートをはじめ、海外からも選手が参加します。2003年からは国際競技団体の公認を受け、この大会から世界記録も生まれています。
本大会で鎌田さんは、100m背泳ぎ(S8クラス)と100m平泳ぎ(SB7クラス)に出場しました。
※パラ水泳は機能、視覚、知的しょうがいなど、同じ種目でもしょうがいの程度によるクラス別で争われます。
本大会で鎌田さんは、100m背泳ぎ(S8クラス)と100m平泳ぎ(SB7クラス)に出場しました。
※パラ水泳は機能、視覚、知的しょうがいなど、同じ種目でもしょうがいの程度によるクラス別で争われます。
金メダルを両手に持つ鎌田さん
100m背泳ぎ(S8クラス)の決勝では、前半から目標タイムを大きく上回り、最初から最後まで独走。1分31秒80でというタイムで日本新記録を更新し、金メダルを獲得しました。同種目における鎌田さんの金メダルは、2016年大会から4年連続となります。
100m平泳ぎ(SB7クラス)の予選では、50mターンの時点で目標より速いタイムで前半を折り返し、後半も勢いに乗ったまま首位で泳ぎきり、1分56秒02というタイムで日本新記録を更新しました。決勝では、前半に海外選手に遅れをとったものの、後半50mで追い越し、見事金メダルを獲得しました。
両種目ともに日本新記録を更新した鎌田さん。2020年の東京パラリンピック出場も視野に、さらなる活躍が期待されます。
100m平泳ぎ(SB7クラス)の予選では、50mターンの時点で目標より速いタイムで前半を折り返し、後半も勢いに乗ったまま首位で泳ぎきり、1分56秒02というタイムで日本新記録を更新しました。決勝では、前半に海外選手に遅れをとったものの、後半50mで追い越し、見事金メダルを獲得しました。
両種目ともに日本新記録を更新した鎌田さん。2020年の東京パラリンピック出場も視野に、さらなる活躍が期待されます。
コメント
comment
コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年次
鎌田美希さん
この試合に向けては両種目、日本記録を目標に時間をかけて準備をしてきましたので、今回このような結果で終えられて大変嬉しく思います。特に背泳ぎは2年ぶりの自己ベスト、日本記録更新でしたので練習の成果が十分に発揮できたと感じました。
また今回の試合におきまして、たくさんの人が応援して下さり、私自身も楽しく試合をする事が出来ました。本当にありがとうございました。
今後も更に記録を出せるように精進して参りますので、応援よろしくお願い致します。
※写真は鎌田さん(右)と荒川生吹さん(左/文学部文学科フランス文学専修2年次 水泳部マネージャー)