2019/09/24 (TUE)

社会学部の木村忠正教授および指導学生が社会情報学会で受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

9月13日(金)~15日(日)、一般社団法人社会情報学会の全国大会が開催され、社会学部メディア社会学科の木村忠正教授の著作が2019年度「優秀文献賞」を受賞しました。また、木村研究室に所属していた白石圭佑さん(2019年3月社会学研究科修了)の修士論文も同学会の「大学院学位論文賞」と「新進研究賞」を受賞しました。

左/木村忠正教授 右/著作『ハイブリッド・エスノグラフィー ─ NC(ネットワークコミュニケーション)研究の質的方法と実践』の表紙

一般社団法人社会情報学会は、社会情報学とその応用についての研究成果の公表、知識の交換、内外の関連学会との連携協力等を行うことにより、社会情報学の進歩と普及をはかり、学術の振興と社会の発展に寄与することを目的としています。

木村忠正教授の著作『ハイブリッド・エスノグラフィー ─ NC(ネットワークコミュニケーション)研究の質的方法と実践』は、デジタルネットワークが日常生活に深く組み込まれた社会における対人コミュニケーション研究へのエスノグラフィーを模索し、CMC研究、デジタル人類学、サイバーエスノグラフィー、科学技術社会論などの先端的議論を横断的、統合的に俯瞰しながら、「ハイブリッド・エスノグラフィー」という方法論へと結実させ、「ネット世論」研究などへの実践的適用にも卓越していると評価され、今回の受賞に至りました。

また、木村研究室に所属していた白石圭佑さん(2019年3月社会学研究科修了)の修士論文『情報行動としてのソーシャルゲーム利用に関する考察』が、同学会の「大学院学位論文賞」および「新進研究賞」を受賞しました。
白石さんの研究は、スマホログデータから日本社会でのゲーム利用を丹念に分析し、体系的に議論したもので、非常に水準の高い論文として評価されました。

コメント

COMMENT

社会学部メディア社会学科教授
木村 忠正

私はもともと文化人類学徒であり、デジタルネットワーク空間における対人コミュニケーションにいかにアプローチするかを巡って、長年にわたり方法論的格闘し探索してきました。その集成が、社会情報学会という社会科学と情報科学の融合領域で認めていただいたことを大変光栄に思っています。また、指導学生の白石くんの修士論文が大変高い評価を受けたことも自分のこと以上に嬉しく思います。社会学部メディア社会学科は、私にとって、自分の取り組みたい研究・教育に積極的に取り組める環境です。今後も、質の高い研究、教育を目指して、精進したいと思っております。

(写真左側/白石圭佑さん、右側/木村忠正教授)