2019/07/01 (MON)プレスリリース

立教大学とパーソルグループ、人と組織の課題解決のために連携
経営学研究科が日本初となる「リーダーシップ開発コース」を2020年4月に開設
~日本型雇用が転換期のいま、組織を牽引できるプロフェッショナルを育成~

キーワード:入試・入学

OBJECTIVE.

立教大学大学院経営学研究科(東京都豊島区、研究科委員長:山口和範)と、総合人材サービスのパーソルホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:水田正道)ならびにパーソル総合研究所(同上、代表取締役社長:渋谷和久)は、経営学研究科が2020年4月に開設する日本初の「リーダーシップ開発コース」の運営にあたり、連携することを発表いたします。

1.開設の背景・ 目的:立教でのリーダーシップ教育の蓄積を土台に、 組織における 「次世代のリーダーシップ開発」 を担う人材を育成

グローバル社会に不可欠なのは、新しい形のリーダーシップ

これからの時代の「リーダーシップ」

多様な価値観や背景を持つ人々が協働するグローバル社会では、チーム全員の強みを引き出し、組み合わせ、目標を達成する「次世代のリーダーシップ」が一人ひとりに求められます。権限やカリスマ性を持つ一部の人が組織を牽引する旧来型のリーダーシップイメージとは異なる、こうした力を備えた人材の育成は企業・組織における喫緊の課題となっています。
「一人ひとりがリーダーシップを発揮できる組織づくり」を 牽引する人材を輩出し、社会課題の解決を目指す
2006年に開設した本学経営学部では、学部の全学生を対象に、この新たなリーダーシップを養うための教育プログラムを推進し、社会から高い評価を受けてきました。新コースではそのノウハウを生かし、「次世代のリーダーシップを備えた人材を養成する人材開発・組織開発の施策立案」をできる高度専門人材を育成。人手不足、リーダー不足といった社会課題の解決に貢献する「人づくり・組織づくりのプロフェッショナル」を輩出します。

2.新コースの 特色:社会人を対象に、「人づくり・組織づくり」 に特化した実践力を養うカリキュラムを提供

経営学研究科 経営学専攻 リーダーシップ開発コース 4つの特色

① 経営学に基づく 「人づくり・組織づくり」 の専門科目を重点的に学修
ビジネスの諸分野を包括的に学ぶ従来のMBAコースとは異なり、経営学を基盤とした「人づくり・組織づくり」に特化した専門科目を重点的に学修。業種や役職を問わず、あらゆる現場の人材開発・組織開発に生かせる高度な専門性を養います。
② 必修で着実に学ぶ 「コースワーク制度」 を導入 

リーダーシップ開発コース カリキュラム構造図

大部分の科目を必修として設置し、体系的に学ぶコースワーク制度を導入するほか、ゼミ・研究室は設けず全教員が連携して指導にあたります。構造化されたカリキュラムときめ細かな指導体制により、段階的かつ着実に知識・スキルを修得します。
③ リーダーシップ開発に関する学術的・実践的な知識・スキルを養成

科目の構造図

入学後に取り組む「リーダーシップ・ウェルカム・プロジェクト研究」、修了要件となる「リーダーシップ・ファイナル・プロジェクト研究」では、リーダーシップ開発に必要なスキルを実践的に学びます。「プロジェクトに始まり、プロジェクトに終わる」カリキュラムのもと、学術的な知識と実践的スキルの両方を身に付けます。
④ 社会人が学びやすい環境を整備
新コースの対象は、社会人です(*1)。社会人が無理なく受講できるよう開講日時に配慮し、オンデマンド授業も順次導入予定。履修やキャリアの相談に応じるラーニングファシリテーターも配置します。
(*1)立教大学経営学部の5年間一貫プログラムの学生は対象。

パーソルグループとの連携で、より実務的・発展的な学びを拡充

キリスト教に基づく教育を実践する大学として、日本のリーダーシップ開発、人材・組織開発を牽引する人材の育成を通じた社会貢献を目指します。
「はたらいて、笑おう。」をスローガンに掲げ、はたらくことに関する社会課題の解決を目指し、はたらく人に成長の場や機会を創出するほか、組織の成長に貢献する幅広いサービスを提供しています。

記者発表会を実施

記者発表会の様子

記者発表会の様子

7月1日(月)15時より、本リリースについて池袋キャンパスにおいて記者発表を行いました。

記者発表会にはパーソルホールディングス株式会社の水田 正道 代表取締役社長CEO、株式会社パーソル総合研究所の渋谷 和久 代表取締役社長、本学からは野澤 正充 副総長と山口 和範 大学院経営学研究科委員長が登壇しました。

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