2019/06/27 (THU)

文学部の古矢晋一准教授の著書が「第16回日本独文学会賞(ドイツ語研究書部門)」を受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

文学部文学科ドイツ文学専修の古矢晋一准教授の著書『群集、権力、メディア—マーシャル・マクルーハンとともに読むエリアス・カネッティ』(transcript社、2017年)が「第16回日本独文学会賞(ドイツ語研究書部門)」を受賞しました。

左:著書「Masse, Macht und Medium. Elias Canetti gelesen mit Marshall McLuhan. (Bielefeld: transcript Verlag 2017)」の表紙/右:表彰状

日本独文学会は、ドイツ語・ドイツ文学の研究と普及を目的とする学術団体です。学術的立場からその学会員の優れた研究業績を評価し、公に顕彰するために「日本独文学会賞」を設けています。

今回、受賞の対象となったドイツ語による著書『群集、権力、メディア—マーシャル・マクルーハンとともに読むエリアス・カネッティ』(transcript社、2017年)は、20世紀のドイツ語圏文学・思想を代表する一人であるエリアス・カネッティの著作(特に『群集と権力』)を、カナダのメディア理論家マーシャル・マクルーハンの理論とともに論じたものです。

なお、授賞式は2019年6月8日(土)に学習院大学目白キャンパスで開催された「日本独文学会 2019年春季研究発表会」にて執り行われました。

コメント

COMMENT

文学部文学科ドイツ文学専修
古矢 晋一 准教授

このたびは第16回日本独文学会賞(ドイツ語研究書部門)をいただき、身に余る光栄に存じます。拙著はノーベル賞作家でもあるエリアス・カネッティの文学と思想をメディア論の文脈から新たに読解しようと試みたものです。拙著のもとになった博士論文を指導いただいたルール大学ボーフム(ドイツ連邦共和国)のマンフレート・シュナイダー先生は、かつて来日された折に立教大学でも講演をされており、また拙著のアイデアの一部は2008年に立教大学で開催された日本独文学会のシンポジウムにおいて日本語でも発表しています。こうしたこともあり、今回4月の着任と同時に受賞できたことを大変嬉しく思っております。拙著が出版されるまで様々に支えていただいた多くの方々にこの場を借りて改めて感謝申し上げます。