OBJECTIVE.
理学部化学科の箕浦真生教授が、このたび日本学術振興会より「有意義な審査意見を付していただいた専門委員等」として表彰されました。
この表彰は、日本学術振興会が実施している特別研究員事業等の書面審査において、有意義な審査意見を付した専門委員を選考し、表彰しているもので、平成27年度は表彰対象となる約700名の中から130名が選考されました。
日本学術振興会では、学術研究の将来を担う研究者の養成・確保を目的とした特別研究員事業および学術研究活動のグローバル化や研究者の国際流動性の促進を目的とした国際交流事業を行っています。選考は、専門的見地から2段階または3段階で行われ、第1段の書面審査は、すべての審査の基盤となるため、その質を高めていくことが大変重要です。そのため、本会では、平成21年度より、審査終了後に書面審査結果の公平性・公正性についての検証を実施し、書面審査において有意義な審査意見を付した専門委員を選考・表彰しています。
本学教員の表彰は、平成25年度の田口真教授(理学部)に続き2人目になります。
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理学部化学科
箕浦真生 教授
この度、日本学術振興会より審査会専門委員会の表彰を受け大変光栄に存じます。いわゆる「学振」の申請書の審査にあたり、博士後期課程およびその前後の方々の熱意溢れる研究計画を読む貴重な経験をさせて頂きました。申請書を評価するには、申請者と同等かそれ以上の熱意をもって読み込む必要があります。良い申請書はどの審査委員からも高い評価を受けます。立教大学リサーチ・イニシアティブセンターではより良い申請書とするためのサポート業務を行っており、私もその中のメンバーです。すべての分野の本学大学院生の日本学術振興会特別研究員への積極的な申請をお待ち致しております。