2016/05/27 (FRI)プレスリリース

2017年度から英語学位プログラムを新設「Global Liberal Arts Program」

キーワード:グローバル

OBJECTIVE.

立教大学(東京都豊島区、総長:吉岡知哉)は、2017年度より、自ら考え、行動し、世界と共に生きるグローバルリーダーの育成を目的とした英語学位プログラム「Global Liberal Arts Program(GLAP)」を新設します。

GLAPは、原則英語で行われる科目のみで学位の取得が可能なプログラムで、定員は20名です。本学が創立以来、教育の柱としてきたリベラルアーツを英語で学びます。入学後は、全寮制による留学生との集団生活を経験し、2年次には1年間海外のリベラルアーツ大学へ留学をします。学生は、GLAPでの学びや経験を通じて、英語によるコミュニケーション力、思考力、表現力など、実践的な英語力や卒業後に広く世界で活躍できる力を身に付けることを目指します。

立教大学は、2014年に公表した国際化戦略「Rikkyo Global 24」を基盤とした構想が、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」に採択されました。GLAPの新設は、本構想の一環として実施するカリキュラム改革の大きな柱の一つとして位置づけています。

GLAPの5つの特長

(1)全ての授業科目を英語で学ぶ
(2)少人数教育・Tutorial科目(1クラス5名)の実施
(3)全寮制
(4)全員が1年間の海外留学
(5)帰国後の専門教育

(1)全ての授業科目を英語で学ぶ
リベラルアーツを英語で学び、原則英語のみで学位の取得が可能です。特定の分野に特化した学修ではなく、複数の分野にわたって学ぶため、多様なものの見方・考え方を養い、グローバル化が加速する社会において最も重要な、世界の人々と理解し合いながら協働する力を養うことにつながります。

(2)少人数教育・Tutorial科目(1クラス5名)の実施
1学年20名で教員との距離が非常に近く、学生一人一人がきめ細かな指導を受けることができる教育環境です。1年次のTutorialでは、最大5名という超少人数で導入教育を行い、論理的思考の基盤となる力を身に付けます。

(3)全寮制
入学から留学までの1年半(2年次春学期まで)は、全員が留学生と混住する寮で生活します。寮では国籍も文化も価値観も異なる留学生たちと寝食を共にし、自主的に寮の運営も行うことで、多様なバックボーンを持つ人々と力を合わせて課題に取り組むという、貴重な経験を重ねていきます。

(4)全員が1年間の海外留学
2年次秋学期から3年次春学期の1年間、全員がリベラルアーツ教育に定評のある海外の協定校に留学します。留学にあたっては、アカデミック・アドバイザーと連携し、履修状況なども考慮して、留学先や履修科目を検討します。
<留学先>
サウス大学(アメリカ)、トリニティ大学(アメリカ)、ニューヨーク州立大学ジェネセオ校(アメリカ)、ミリキン大学(アメリカ)、嶺南大学(中国)

(5)帰国後の専門教育
留学からの帰国後、学生は複数の分野にわたる科目を履修しながら、より広い視野を身に付けていきます。同時に、1年次からの学びや留学経験などを経て、自らが特に興味や関心を持った領域について、「Humanities」「Citizenship」「Business」という3分野から選択し、より深く学びます。4年次には、4年間の学びの集大成として、「Final Year Seminar」を履修するとともに卒業論文の執筆に取り組みます。

■学費等について
(1)学費:年間180万円(予定)※奨学金制度あり。
(2)入学金:20万円(初年度のみ)
(3)寮費:月4~5万円(予定)
(4)留学費用:留学先学費免除(現地での寮費、渡航費は別途)

■入試について
(1)入試制度:国際コース選抜入試(GLAP)秋季・春季
(2)募集人員:秋季入試 10名、春季入試 若干名
(3)出願資格基準(利用できる英語資格・検定試験):CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)B2レベル以上を基準に設定。
ケンブリッジ英検 First(FCE)グレードC合格以上、英検準1級以上、GTEC CBT 1,250点以上、IELTS 5.5点以上、TEAP(R/L+W+S)334点以上、TOEFL iBT 72点以上、TOEFL Junior Comprehensive 341点以上、TOEIC/TOEIC S&W 1,095点以上

※GLAPは、定員管理上、文学部文学科に属します。学位は「学士(学術)」です。
※入試日程、出願資格など入学試験の詳細は、本学ホームページ等をご覧ください。

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