2016/03/02 (WED)

経済学部遠山ゼミの学生が商工総合研究所「中小企業懸賞論文」で本賞(最高賞)を受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

経済学部遠山恭司ゼミナール3年次の井上菜々子さん(経済学科)、醍醐佳範さん(経済学科)、2年次の加藤夕香子さん(経済学科)、武内俊介さん(経済政策学科)による共同執筆論文が、第29回中小企業懸賞論文・金融部門で本賞を受賞しました。

左から井上さん、醍醐さん、加藤さん、武内さん

2月26日(金)、商工組合中央金庫本店(東京・八重洲)で表彰式が行われ、賞状と賞金30万円が授与されました。

中小企業懸賞論文は、商工中金が設立した一般財団法人 商工総合研究所によって中小企業の調査研究に対する助成事業の一環として行われています。遠山ゼミでは、昨年度の「準賞(産業部門)」に引き続き、2年連続の入選となりました。

井上さんたちは、「地域金融機関による中小企業向け金融支援〜関東航空機産業の成長に向けて〜」と題する論文で、地域金融機関がメインバンクとしてシンジケートローンを組成することを提案しました。それにより、関東地方でも航空機部品産業に関わる中小企業が成長し、産業集積化する可能性を示しました。この論文は、商工総合研究所の機関誌『商工金融』2016年3月号に掲載されます。

コメント

COMMENT

経済学部遠山恭司ゼミナール3年次
井上菜々子さん、醍醐佳範さん

井上菜々子さん
このたびはこのような栄えある賞を頂戴し、喜びと感謝の気持ちで一杯です。
授賞式ではフィールドワークの足でかせいだ調査や、航空機産業に着目したユニークさを評価していただきました。また、審査員の先生方と食事しながら、論文の改善点やシンジケートローンの発展的なお話などもさせていただくことができ、とても貴重な経験でした。
この感激を胸に刻み、今後とも努力を惜まず、まい進していく所存です。

醍醐佳範さん
論文の作成にあたり、全体と各章・節の構成を練り直す事態に幾度も見舞われ、自分達の論理に整合性を持たせることに非常に苦労しました。
しかし、参考文献やヒアリング調査で集めた多くの情報を粘り強く結びつけて一貫性を持たせることを意識し、各メンバーが努力した結果が、本賞の受賞に至ったのではないかと感じています。

(写真)左から井上さん、醍醐さん、加藤さん、武内さん

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