OBJECTIVE.
7月27日(日)名古屋市で開催された、第8回全日本津軽三味線競技会名古屋大会(主催:全日本津軽三味線競技会名古屋大会実行委員会)で、加藤佑典さん(経営学部経営学科2年次)が一般の部Aクラス(個人最上級の部)で優勝しました。
一般の部Aクラスは、津軽三味線全国大会の個人部門入賞経験者以外は参加することのできないレベルの高い競技部門です。昨年も加藤さんは同クラスに出場しましたが、惜しくも同クラス準優勝に終わりました。今年はプロの奏者も含め23名がエントリーしましたが、昨年の雪辱を果たし見事優勝の栄冠をつかみました。
2013年8月 | 第7回全日本津軽三味線競技会名古屋大会 一般の部Aクラス 準優勝 |
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2013年11月 | 第1回津軽三味線全国大会 日本一部門 優勝 |
2013年12月 | 第12回全国津軽三味線コンクール 個人大賞の部 3位 |
2014年5月 | 第8回津軽三味線日本一決定戦 日本一の部 3位 |
2014年7月 | 第8回全日本津軽三味線競技会名古屋大会 一般の部Aクラス 優勝(※今回) |
コメント
COMMENT
経営学部経営学科2年次
加藤佑典さん
地元愛知で開催された全国コンクールでは、会場の声援に後押しされ、気持ちよく演奏できました。
全員の演奏が終了し、上位6名が舞台に呼ばれ、優勝者の名前が発表された瞬間はとても驚きましたが、津軽地方での生活経験のない愛知生まれの私の三味線を、本場津軽の審査員の先生方が最高の評価をしてくださったことがとてもうれしかったです。
小学生の頃、津軽三味線の音色に感動し、稽古を続けてきましたが、今でも津軽三味線は単に東北地方の伝統楽器の域にとどまらず、ギターやバイオリンにも負けない世界に誇れる弦楽器だと信じています。
立教大学は、そのような新しい価値観の創造を育むのにぴったりの大学です。講義も、ゼミも、サークルも、イベントも、留学も「とりあえず、やってみよう!」の前向きな精神にあふれ、学生たちのさまざまな考えや行動をしっかりと受け止めていただける大学側のサポートに本当に感謝しています。
今回の優勝をきっかけに、津軽三味線を世界一有名な弦楽器にする決意がさらに強くなりました。これからも大きな目標を胸に、個性豊かな立教人の一人として精進することを誓います。