OBJECTIVE.
立教大学(東京都豊島区、総長:吉岡知哉)は、3月15日(土)から21日(金)まで、海外からの留学生を含む本学在学生を対象に「陸前高田の復興支援-英語による課題解決型プログラム-」を開催します。参加学生は、岩手県陸前高田市内で現地の住民やNPOの方から話を伺うと共に情報収集を行い、課題解決案をグループごとに協議・検討のうえ発表します。
本プログラムは、事前研修・現地研修・事後研修の3部で構成されており、2月の事前研修では、学生は被災地や復興支援などに関して学習し、復興支援団体「一般社団法人 SAVE TAKATA」より提示された課題「陸前高田のファンを増やすためのプランを考えよう」に関する情報収集を行いました。4月下旬の事後研修では、現地での経験およびプログラムを通しての学びについて振り返りを行う予定です。
立教大学と陸前高田市は、2012年5月23日に「連携及び交流に関する協定」を締結し、この協定に基づき、多様な分野での連携・協力を実施しています。震災後3年を経過する現在では、陸前高田市を始めとする東日本大震災の被災地では、震災体験の風化を心配する声が上がっており、より多くの人に被災地の現状を知ってほしいという要望が高まっています。
今回のプログラムは、留学生を含む学生が、被災地の現状を広く知り、復興における課題を共有することを通じて岩手県陸前高田市の復興支援に寄与していくことを目的に企画されました。留学生の参加を受け入れることにより、被災地の現状を国内だけでなく海外へ発信することや、復興支援に役立つ新たな考えと解決案を得ることを目標にしています。
陸前高田の復興支援-英語による課題解決型プログラム-
日時 | 3月15日(土)~3月21日(金) |
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場所 | 岩手県陸前高田市 |
人数 | 16名(うち外国人留学生3名) ※本プログラムには留学生が参加するため、プログラム内の言語はすべて英語で行われま す。 |
活動日程 | 1日目 立教大学池袋キャンパスにてワークショップ活動 2日目 陸前高田市へ出発。現地活動。現地関係者による講演 3~5日目 現地活動。現地関係者(自治体関係者、農業従事者、NPO職員等)による講演 6日目 東京へ出発 7日目 課題解決案をグループごとに協議・検討のうえ提案発表。 講師・アドバイザリーチーム(復興支援活動学内関係者、NPO職員)による講評 |