公開講演会「立教大学×文学座 江戸川乱歩を読む」第3弾
INFORMATION
江戸川乱歩の旧邸および旧蔵資料を管理する江戸川乱歩記念大衆文化研究センターでは、江戸川乱歩に関する研究成果の発信およびその顕彰を目的として、講演会やシンポジウム等を継続的に実施している。
今回の講演会は、江戸川乱歩の作品を「耳で楽しむ」機会として、俳優による朗読会を開催する。1937年に創立された文学座との協働により、研究者の視点による作品解説と、俳優の豊かな表現力による朗読を通して作品を味わうことで、作品の新たな魅力を提示するとともに、乱歩の文学世界への理解を深める機会とする。
講師
俳優、文学座演技部
大原 康裕(おおはら やすひろ) 氏
愛知県生まれ。1987年文学座附属演劇研究所入所、1988年『近松女敵討』にて初舞台を踏む。1992年に座員となり、現在に至る。近年の出演作に『怪談 牡丹燈籠』『コーヒーと恋愛』『夏の夜の夢』『華岡青洲の妻』など多数。舞台を中心に、映画・テレビドラマ・CM・アテレコ・ラジオドラマ・ナレーションなど幅広く活動している。映画『検察側の罪人』『AI崩壊』『もしも徳川家康が総理大臣になったら』などに出演。特技のヴァイオリンや名古屋弁を生かし、朗読や読み語りなどにも取り組んでいる。2027年3月文学座アトリエの会『ウィドウズ~谷間の女たち~』、2027年7月文学座本公演『桜が散っても』出演予定。
本学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター助教
杉本 佳奈(すぎもと かな)
1986年東京都生まれ。本学大学院文学研究科日本文学専攻博士前期課程修了。修士(文学)。専門は日本近現代文学。町田市民文学館での学芸員を経て、2024年4月より現職。学芸員時代には「遠藤周作『侍』展—“人生の同伴者”に出会うとき—」(2014年)、「三島由紀夫展—「肉体」というsecond language—」(2020年)、「将棋作品をひもとく!“読む将”のススメ展」(2022年)などの企画を担当。書籍の編集に『乱歩ラビリンス』(2025年、立教学院企画室)、『アラベスケ 遠藤周作初期エッセイ』(2024年、河出書房新社)、『吉村昭初期短篇集 死まで』(2025年、河出文庫)などがある。現在は、江戸川乱歩旧蔵資料の保存と活用をテーマに、研究および関連企画に取り組んでいる。
司会進行
文学座文芸編集室、本学兼任講師、江戸川乱歩記念大衆文化研究センター特定課題研究員
後藤 隆基(ごとう りゅうき) 氏
1981年静岡県生まれ。本学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。専門は近現代日本演劇・文学・文化。著書に『高安月郊研究:明治期京阪演劇の革新者』(晃洋書房)、『乱歩を探して』(立教学院)、『震災演劇を未来につなぐ:〈3.11〉をめぐる表現の記録/記憶』(文学通信)、編著に『小劇場演劇とは何か』(ひつじ書房)、『倉林誠一郎日記1947-1952:制作者からみた戦後演劇の記録』(共編、雄山閣)ほか。
詳細情報
名称
内容
19:05 作品解説:杉本佳奈
19:20 朗読:大原康裕氏
「毒草」(1926年)、「算盤が恋を語る話」(1925年)
20:00 トーク:大原康裕氏、杉本佳奈、後藤隆基氏
20:25 閉会挨拶:杉本佳奈