公開セミナー「ウエルネスキャンプsupported by KEEP協会~生物多様性を理解し、人と自然のWell-beingを育む~」
INFORMATION
本イベントは、公益財団法人KEEP協会とスポーツウエルネス学部との連携による共同事業です。「人と自然のWell-being」を理念に掲げ、長年にわたり環境教育や自然体験のフィールドを培ってきたKEEP協会と、人々のウエルネス(心身の健康)を身体・精神・社会・環境の各側面から多面的に探究する本学部は、その理念において極めて密接な関係にあります。人の健康(ウエルネス)と自然環境の健全性(生物多様性)を一体のものとして捉え、両者の知見と資源を持ち寄ることで、教育・研究の新たな価値を共創する点に本共同事業の意義があります。
本事業では、KEEP協会が有する豊かな自然環境と教育施設を活用し、以下の3つの学習プロセスを統合したプログラムを実施いたします。
in the environment(自然の中で体験する)
about the environment(自然について知り、観察し理解する)
for the environment(自然のために行動し、保全に参画する)
参加者の皆様には、自然体験や生物観察、保全活動等を通じて、生物多様性が私たちの暮らしや健康にもたらす恩恵(生態系サービス)について理解を深めていただきます。また、生物多様性の損失が世界的な課題となっている現状や、その解決に向けて一人ひとりにできる行動について、講義や対話を交えながら学んでいただきます。具体的には、森林散策や星空観察、焚き火などの自然体験に加え、生きもの観察やAIを活用した生物多様性調査、環境整備や外来種除去といった保全活動を行います。これらを通じて自然とのつながりを深め、生物多様性保全への理解と保全行動の促進を図ってまいります。
講師
KEEP清泉寮自然学校校長
本田 晶(ほんだ あき) 氏
日本の環境教育のパイオニアと称される公益財団法人キープ協会が2000年に設立した「清泉寮自然学校」の校長(施設の長)。2015年よりキープ協会レンジャー(自然案内人)として勤務し、山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター運営業務を経て現職。幼稚園・保育園から小中学校、大学生・社会人までの各種団体を受け入れ、自然体験プログラムを提供するほか、「キープ森のようちえん」「やまもり子どもキャンプ」「森のかぞくキャンプ」等の主催事業を企画・統括。キープ協会とIT企業の連携による日本・アジアの子どもをつなぐ国際教育プロジェクトにも参画。環境教育の中核施設を代表する立場にある。
清泉寮自然学校レンジャー
佐藤 陽介(さとう ようすけ) 氏
2005年キープ協会入職。製販事業部、研修交流事業部清泉寮、環境教育事業部を経て、2022年度より清泉寮自然学校レンジャー。年間約100団体への自然体験プログラム提供に加え、清泉寮自然学校の主催プログラム約25本/年の企画運営を統括する実務責任者。NEALコーディネーター(国立青少年教育振興機構とNPOの官民協働による自然体験活動指導者認定制度の最上位資格。NEAL(Nature Experience Activity Leader)コーディネーターは全国で168名のみ。NEALは2万人の団体。)、Project WILD鳥編ファシリテーター。2020年には環境保護団体「八ヶ岳猪鹿鳥」を自ら設立・主宰し、有害鳥獣対策と駆除個体の有効活用、野生動物調査、自然体験活動を展開
若林環境教育事務所所長
若林 正浩(わかばやし まさひろ) 氏
国立公園の中核施設日光国立公園「那須平成の森」のフィールドセンター長を約12年務めた。この那須平成の森は、旧那須御用邸用地の約半分(約560ha)が上皇陛下御在位20年を機に宮内庁から環境省へ移管され、2011年に開園した国立公園である。若林氏は上皇陛下の御意向をくみ、那須平成の森を伝える活動を行ってきた。2023年3月まで約12年間、センター長・インタープリターとしてインタープリテーションを核とする自然体験型環境教育と人材育成に従事し、著書に上皇陛下の御意向を汲んだ活動の集大成である『日光国立公園 那須平成の森フィールドガイド』がある。現在は環境教育に関する研修、ガイドウォーク、自然体験活動、計画づくり、コンサルティング等を行う。
講師及びファシリテーター
本学スポーツウエルネス学部准教授
奇二 正彦
詳細情報
名称
内容
【第1回 講義】
・13:00~14:30
佐藤 氏「自然の解像度を上げる森歩き—簡易調査で生き物を調べる」
・14:40~16:00
本田 氏「森と人をつなぐ—焚き火を囲む哲学対話」
・19:00~21:00
若林 氏「夜のフィールドを読む—星空観察と自然解説(インタープリテーション)」
9月13日(日)4:30~5:30/9:00~12:00、13:00~17:00/19:00~21:00
【第2回 野外講義+講義】
・4:30~5:30
佐藤 氏「夜明けの野鳥観察—声で野鳥を読み解く」
・9:00~10:00
本田 氏「調査解析体験—センサーカメラが捉えた八ヶ岳の哺乳類」
・10:10~12:00
佐藤 氏「森の小さな隣人—ヤマネの生態と清里の自然」
【第3回 講義+野外講義】
・13:00~15:00
佐藤 氏「足元の生物多様性—土壌動物調査とセンサス」
・15:15~19:00
本田 氏「焚き火を囲む哲学対話—2日間の学びを振り返る」
・19:00~21:00
若林 氏「星空観察—光と闇が織りなす夜の自然」
9月14日(月)4:30~5:30/9:00~12:00
【第4回 講義】
・4:30~5:30、9:00~10:00
若林 氏「早朝野鳥観察と保全活動—清里の自然に貢献する方法」
・10:00~12:00
奇二:3日間のまとめ
※ 本プログラムは、天候や自然環境の状況に応じて、内容の一部を変更する場合があります。
対象者
申し込み
- 事前申し込み 必要
- 参加費 無料
ただし、傷害保険料として別途500円をご負担いただきます。
また、宿泊の手配ならびに交通費・宿泊費につきましては、各自でご手配・ご負担をお願いいたします。
以下のwebサイトよりお申し込みください。