全学共通科目言語B継続学修促進企画「世界を知ろう!」6言語共同イベント
——公開講演会「描かれた怪異、語られた異界——世界の妖怪・神仙・精霊」

INFORMATION

  • 2026年6月17日(水)17:15~18:45
  • 池袋キャンパス 太刀川記念館3階 カンファレンス・ルーム

本企画は、言語B連続企画「世界を知ろう!」の一環として、妖怪・こびと・精霊など、各文化圏に見られる「異界」のイメージを、視覚表象から比較し、異文化理解を深める機会を提供することを目的とする。導入として、立教大学図書館所蔵の『百鬼夜行絵巻』を取り上げ、國學院大學文学部日本文学科教授の飯倉義之氏に「百鬼夜行絵巻の衝撃 鬼たちの独り歩きの始まり」と題して講演いただく。飯倉氏は口承文芸学・民俗学(現代民俗)を専門とし、怪異・妖怪を含む現代の口承や受容のあり方について研究を行っている。

今回の講演では、妖怪の絵画表現が縁起や物語から離れ、独立した図像表現として展開していく契機として『百鬼夜行絵巻』を位置づけ、怪異がどのように可視化され、作品化されていくのかを考えるための導入とする。これに続いて、ドイツ・中国・ロシアの事例を取り上げ、それぞれの文化圏において怪異的存在がどのような姿で語られ、描かれ、親しまれてきたのかを紹介する。ドイツについては馬場綾香氏に「ドイツのこびと伝説—多彩さとモティーフ解釈について—」、中国については、外国語教育研究センター教授の森平崇文氏(全学共通カリキュラム運営センター・中国語教育研究室)に「舞台上の鍾馗表象—昆劇『鍾馗嫁妹』を例に—」、ロシアについては外国語教育研究センター特任准教授の山田徹也氏に「ロシアの精霊と悪魔、その見分け方」と題して登壇いただく予定である。各講演を通じて、怪異表象の成り立ちや特徴、昔話・伝承・絵画・舞台との関わりを比較しながら、多様な文化的背景を考える機会としたい。

また、会場では関連する図像資料を掲示し、参加者が視覚的にも各文化圏の怪異表象を比較できるようにする。本講演会を通じて、学生が普段の語学学修を、それぞれの言語圏における想像力・価値観・文化的背景と結びつけて捉え直し、「世界」を知るための新たな入口とすることを目指す。

講師

國學院大學文学部日本文学科教授
飯倉 義之 氏

口承文芸学、民俗学、現代民俗を専門とし、怪異・妖怪を含む現代の口承や受容のあり方について研究を行っている。主な業績に、『怪異・妖怪学コレクション3 現代を生きる怪異・妖怪』(編)、『決定版日本の大妖怪』(監修)、『怪異怪談探索ハンドブック 誰でもできる!異なる世界の調べ方』(編著)がある。

神戸大学国際文化学研究推進センター協力研究員、龍谷大学・神戸大学・京都教育大学非常勤講師
馬場 綾香 氏

ドイツ文学、伝承文学、神話学を専門とし、ドイツ語圏のこびと伝説や神話学的解釈に関する研究を進めている。主な業績に、博士論文『ドイツ神話学派によるツヴェルク伝説の解釈——伝説集のテクスト分類と配列が描く神話世界——』、「ドイツ神話学派の伝説集におけるツヴェルク伝説の配列」、「ドイツ語圏におけるツヴェルク伝説の地域分布」がある。

本学外国語教育研究センター教授
森平 崇文
本学外国語教育研究センター特任准教授
山田 徹也

詳細情報

名称

全学共通科目言語B継続学修促進企画「世界を知ろう!」6言語共同イベント
——公開講演会「描かれた怪異、語られた異界——世界の妖怪・神仙・精霊」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

全学共通カリキュラム運営センター(ドイツ語教育研究室、フランス語教育研究室、スペイン語教育研究室、中国語教育研究室、朝鮮語教育研究室、ロシア語教育研究室)

お問い合わせ

全学共通カリキュラム事務室(担当:中島)

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