【定員に達したので申込みを終了しました】公開セミナー「批判的実在論(CR)版M-GTAへの招待—質的研究の未来を拓く」
INFORMATION
修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)は、社会学者の故木下康仁氏(元本学社会学部教授、元聖路加国際大学大学院特命教授、元社会福祉研究所所長)が提唱し、今日、特に医療、看護、介護、福祉、心理などヒューマンサービスの分野で広く受け入れられている質的研究法である。しかし木下氏は、新しい「批判的実在論(CR)版M-GTA」を構想していた。本セミナーでは、木下氏の研究の軌跡を振り返り、木下氏が集大成として展望していたCR版M-GTAを研究実践に役立つ手法として学ぶ。初心者にとっては、研究とは一体何のためにあるのかを理解するセミナーとなり、研究経験者は、質的研究と研究の意義について理解を深めることができる。
受講者は、木下康仁著『定本M-GTA:実践の理論化をめざす質的研究方法論』(2020年、医学書院、3,520円[税込])を必ず入手すること。指定された文献を予め読み、講義のあと全員でのディスカッションに参加し、意欲的に取り組むことが期待される。
講師
第1回
静岡社会健康医学大学院大学教授、放送大学客員教授
山崎 浩司(やまざき ひろし) 氏
専門は死生学、社会学、質的研究方法論。M-GTAを中心に、質的研究方法論に関する研究や教育を行なっている。木下氏からは、M-GTAの継承者として厚く信頼されていた。
第2、3、6回
社会福祉研究所研究員
梶原 はづき(かじわら はづき) 氏
日本で最も早く、CRを実践的研究に応用した。木下氏の指導の下で書いた博士論文は、『災害とコンパニオンアニマルの社会学:批判的実在論とHuman-Animal Studiesで読み解く東日本大震災』(第三書館、2018年)として出版されている。
「CR・看護研究会実装版」を2024年10月に始動。
CR・看護研究会実装版(https://www.cr-nursing-japan.com/)
第4回
聖路加国際大学看護学研究科看護学専攻博士後期課程修了
荒居 康子(あらい やすこ) 氏
専門分野は、在宅看護、家族介護者支援。木下氏の指導の下、CRを基盤とし、M-GTAを方法論として博士論文を執筆。
「CR・看護研究会実装版」事務局。
第5回
大阪成蹊大学看護学部助教
松井 芽衣子(まつい めいこ) 氏
聖路加国際大学大学院で2020年よりCRを学び始め、博士論文の哲学的基盤としてCRを用いた。博士論文のテーマは「COVID-19パンデミック下に保健所保健師が多職種と協働し業務を継続する体験」。
詳細情報
名称
内容
スタンダード版M-GTA:実践と理論を架橋する質的研究方法論
第2回(理論編)
なぜ質的研究にCR版M-GTAが必要か
第3回(実践編)
CR版M-GTAの分析方法
第4回(実践編)
CR版M-GTAを実際に応用する
第5回(発展編)
CRを用いたエスノグラフィー
第6回(発展編)
発展し続ける質的研究法
対象者
申し込み
- 事前申し込み 必要
- 参加費 有料
【受講料】
全6回で、一般・教職員5,000円、学生1,000円
【定員】
30名(先着順、最小開講人数20名)。
【申込締切】
5月26日(火)正午
全6回の参加を前提とし、申込後のキャンセルは認めません。
※定員に達したので申込みを終了しました。