公開映画上映会「農と食の未来——米価ショックと私たちの選択」

INFORMATION

  • 2026年5月31日(日)17:00~19:00(開場 16:30)
  • ハイブリッド型開催(対面・オンライン)
    池袋キャンパス 7号館1階 7101教室

「令和の米騒動」。これは単に消費者にとっての不便をもたらした一過性の話題で済まされる問題ではありません。最低限の食糧にアクセスができるか否かという人権にかかわる問題であると同時に、食にアクセスできる人とできない人がなぜ生じるのか、という現代日本の格差構造を浮き彫りにする問題です。一方で、農家からは米価が安すぎてコメ作りを続けられないという悲痛な声が聞こえていました。その意味において、米価は米騒動のような高騰した状況こそが実は適正価格に近いという声もまたあります。

本企画では、「令和の米騒動」を契機に浮かび上がった課題を捉えたドキュメンタリー映画を上映します。上映前に映画監督山口勝則氏による解説、上映会後に内田聖子氏(PARC共同代表)、大野和興氏(農業ジャーナリスト)、小口広太氏(千葉商科大学人間社会学部准教授、PARC理事)、松平尚也氏(宇都宮大学農学部助教、NPO法人AMネット代表)を加えてパネルトークを行うことを通じて、都市の貧困、減少する農家の直面する過酷な生産現場、気候変動をはじめとした環境要因、そしてグローバルな食糧安全保障までを含んだ多様な論点を議論します。誰もが食べていける世界の食糧生産と流通のあり方を考えていきましょう。

登壇者

PARC共同代表
内田 聖子 氏

出版社勤務などを経て2001年より同センター事務局スタッフ。自由貿易・投資協定のウォッチと調査、デジタル分野を中心に調査研究・政策提言を行う。著書に「デジタル・デモクラシービッグ・テックを包囲するグローバル市民社会」(地平社)、共著に『コロナ危機と未来の選択——パンデミック・格差・気候危機への市民社会の提言』(コモンズ)、編著に『日本の水道をどうする!?——民営化か公共の再生か』(コモンズ)。

映画監督
山口 勝則 氏

広告写真業界で15年間フォトレタッチャーを務める。映像や写真は人と社会を結ぶと信じ、仕事と同時並行で独自の撮影を続ける。坂本龍一ustreamコンサート、No Nukesロックフェス、アースデイtokyo、TEDxKids@Chiyoda、土と平和の祭典、Peace on Earth、2019年参議院選挙など様々な社会的なイベントに映像スタッフとして参加。2014年よりフェアトレードに関わりアジア各地・中東などを訪れ映像作品を手掛ける。2018年4月より千葉県匝瑳市と東京の二拠点生活を始める。
農水省サステナアワード2020伝えたい日本の“サステナブル”入賞消費者教育支援センター「消費者教育教材資料表彰」優秀賞受賞

農業ジャーナリスト
大野 和興 氏

1940年、愛媛県生まれ。四国山地のまっただ中で育ち、村歩きを仕事として日本とアジアの村を歩く。村の視座からの発信を心掛けてきた。著書に『農と食の政治経済学』(緑風出版)、『百姓の義—ムラを守る・ムラを超える』(社会評論社)、『日本の農業を考える』(岩波書店)、『食大乱の時代』(七つ森書館)、『百姓が時代を創る』(七つ森書館)『農と食の戦後史—敗戦からポスト・コロナまで』(緑風出版)ほか多数。ドキュメンタリー映画監督作品『出稼ぎの時代から』。独立系ニュースサイト日刊ベリタ編集委員・編集長、国際有機農業映画祭運営委員・前代表。

千葉商科大学人間社会学部准教授、PARC理事
小口 広太 氏

1983年、長野県塩尻市生まれ。専門は食と農の社会学、地域社会学。食と農をつなぐ仕組みづくりに着目し、有機農業や都市農業の現場でフィールドワークに取り組んでいる。主な著書に『日本の食と農の未来:「持続可能な食卓」を考える』(光文社)、『有機農業:これまで・これから』(創森社)、『農の力で都市は変われるか』(コモンズ)などがある。

宇都宮大学農学部助教、NPO法人AMネット代表
松平 尚也 氏

農業・農村・食料の未来への持続を考えるために、以下のテーマを中心に研究している。①国内外の持続可能な食料・農業政策、国際アグロエコロジー②農業と農家と自然生態系の関係・政策、ポリティカルエコロジー③農家行動の原理と小農・家族農業。

詳細情報

名称

公開映画上映会「農と食の未来——米価ショックと私たちの選択」

内容

【プログラム】
16:30 開場
17:00~17:05 開会の辞:石井正子(本学異文化コミュニケーション学部教授)
17:05~17:15 監督トーク:山口勝則氏
17:15~18:05 映画「農と食の未来——米価ショックと私たちの選択」上映(約50分)
18:05~18:35 制作チームによるパネルトーク:内田聖子氏、大野和興氏、小口広太氏、松平尚也氏
18:35~18:50 質疑応答
18:50 閉会の辞:内田聖子氏

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 有料

【定員】
250名

参加費:500円(学生は無料)

以下のWebサイトよりお申込みください。

主催

異文化コミュニケーション学部、特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)

お問い合わせ

異文化コミュニケーション学部教授
石井 正子

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