公開講演会「アーレントとドイツの思想」

INFORMATION

  • 2026年4月19日(日)16:00~18:00
  • 池袋キャンパス 12号館地下1階 第1、2会議室

ハンナ・アーレントの思想は日本でも近年は多くの関心を集めている。「活動的生」をめぐるその思想はもとより、最近では「悪の凡庸さ」、黒人問題、イスラエル/パレスティナ問題といったさまざまな20世紀の出来事との関連で彼女の思想は読まれつつある。他方でアーレントの思想は、20世紀のドイツ思想、とりわけマルティン・ハイデガーの思想からの影響とそれとの批判的な対話によって育まれていたことも確かである。ドイツのオルデンブルク大学はハンナ・アーレント研究センターを擁するドイツにおける研究拠点であるが、同大学哲学科比較思想史講座教授のマティアス・ボームト氏は、20世紀のドイツ思想全般を研究対象としながら、近年ではそこにアーレントを位置付けた優れた研究を次々に発表している。本講演会では、「乏しい時代に考える:ハンナ・アーレント、カール・レーヴィットはマルティン・ハイデガーをどう読んだか」と題し、アーレントに加えて、彼女と同世代の哲学者で同様にハイデガーの薫陶を受けつつユダヤ人としてドイツを追われ戦時中は東北大学でも教鞭をとった哲学者のカール・レーヴィットの二人が、ハイデガーとどのように対峙したのかに焦点を当てた講演をいただく。

講師

オルデンブルク大学哲学科比較思想史講座教授、カール・ヤスパース協会会長
Matthias Bormuth(マティアス・ボームト) 氏

博士(テュービンゲン大学)。専門は思想史・ドイツ文化研究。主な著作に、『現代の生活様式:カール・ヤスパースと精神分析』(ドイツ語版2002年/英語版2006年)、『ミメーシスとキリスト教紳士:エーリヒ・アウエルバッハとカール・レーヴィット』(ドイツ語版2006年)、『自由の両義性:20世紀の自殺的思想』(ドイツ語版2008年)、『病いと知:ヘルダーリンからウェーバーへ』(ドイツ語版2008年)、『1945年の知的状況:カール・ヤスパースとハンナ・アーレント』(ドイツ語版2023年)、『世界の異郷性:ハンナ・アーレントとともに考える』(ドイツ語版2025年)。

司会

本学文学部文学科文芸・思想専修教授
渡名喜 庸哲

詳細情報

名称

公開講演会「アーレントとドイツの思想」

内容

【プログラム】
16:00~16:10 趣旨説明:渡名喜庸哲
16:10~17:10 講演「乏しい時代に考える:ハンナ・アーレント、カール・レーヴィットはマルティン・ハイデガーをどう読んだか」:マティアス・ボームト氏
17:10~18:00 質疑応答

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

人文研究センター、科研費基盤研究(B)25K00390、基盤研究(C)24K03345

共催

日本アーレント研究会

お問い合わせ

文学部文学科文芸・思想専修教授
渡名喜 庸哲

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。