レクチャーコンサート「フランツ・ヨーゼフ・ハイドン:『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』(弦楽四重奏版)を味わう」
INFORMATION
本学キリスト教学会は本学文学部キリスト教学科の在学生を含むキリスト教学に関する学術研究組織であり、2025年で発足66年となる。このレクチャーコンサートは学生会員による企画提案であり、教会暦において、キリストの受難と復活を記念する、四旬節、復活祭を迎える時期にあたって、聖書に記された、キリストが十字架上で発した7つの言葉をもとにしたハイドンの作品を取り上げ、実演と解説を行う。
出演者
1stヴァイオリン
横浜シンフォニエッタヴァイオリン奏者
大光 嘉理人 氏
東京藝術大学を経て同大学院修了。中部フィル、名フィル、愛知室内管と共演。PMF2019ではコンサートマスターを務める。2023年に豊田文化新人賞を受賞。ソロや室内楽のほか、国内プロオーケストラにコンサートマスターや首席奏者として客演。古楽器奏者としても活躍。
2ndヴァイオリン
本学法学部政治学科1年次
髙橋 雛音 さん
4歳よりヴァイオリンを始める。第4回日本奏楽コンクール1位他数多くのコンクールで受賞。芸劇×読響ジュニアアンサンブルに9年間所属し、2025年テレビ朝日系列『題名のない音楽会〜山田和樹が育む未来オーケストラの音楽会〜』に2ndトップで出演。第7回JASTAフレッシュコンクール合格しオーケストラと共演。現在寺沢希美氏に師事。
ヴィオラ
勝森 菜々 氏
大阪府出身。京都市立芸術大学音楽学部を経て、東京藝術大学修士課程古楽科を修了。大学院アカンサス音楽賞受賞。第29回日本クラシック音楽コンクール室内楽部門最高位。バッハ・コレギウム・ジャパンをはじめとする古楽オーケストラの公演や録音に参加。現在は関東を拠点に、各地で演奏活動を行っている。
チェロ
本学文学部キリスト教学科2年次
石原 咲 さん
第25回大阪国際音楽コンクール〈アーリーミュージック部門〉第2位(1位なし)。第36回国際古楽コンクール山梨入選。古楽オーケストラやオペラ公演などに出演。モダンチェロを竹中裕深氏、上塚憲一氏、宮澤等氏に師事。モダン・バロックチェロを山本徹氏に師事。
解説者、オルガン
本学大学院キリスト教学研究科特任教授、カトリック山手教会・目黒教会オルガニスト、日本オルガニスト協会会員、日本オルガン研究会会員
米沢 陽子
東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程(古楽研究領域バロックオルガン専攻)修了、博士号(音楽)を取得。主たる研究領域は16-18世紀ドイツの鍵盤音楽および教会音楽で、特にザムエル・シャイトの鍵盤作品と声楽作品を重点的に研究している。オルガンを木田みな子、石田一子、酒井多賀志、宮本とも子、鈴木雅明、廣野嗣雄の各氏に、音楽学を大角欣矢氏に師事。文化庁新進芸術家海外留学制度研修員として渡独、シュターデオルガンアカデミーにてマルティン・ベッカー氏に師事。国内外で演奏活動を行なっている。東京藝術大学音楽学部古楽科教育研究助手、東京純心大学看護学部教授を経て、現在、本学大学院キリスト教学研究科特任教授。