レクチャーコンサート「17世紀前半のハレにおける晩課—ザムエル・シャイト『宗教的コンチェルト』を中心に」

INFORMATION

  • 2026年2月21日(土)14:00~17:00
  • 池袋キャンパス 立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)

本ワークショップは、科研費による研究課題22K00259基盤研究(C)「ザムエル・シャイトの中期声楽作品研究—17世紀ルター派の礼拝実践を手掛かりに—」(2022~2025年度)の最終報告となるものである。

講師

レクチャー講師

研究代表者、本学大学院キリスト教学研究科特任教授
米沢 陽子

東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程(古楽研究領域バロックオルガン専攻)修了、博士号(音楽)を取得。主たる研究領域は16-18世紀ドイツの鍵盤音楽および教会音楽で、特にザムエル・シャイトの鍵盤作品と声楽作品を重点的に研究している。オルガンを木田みな子、石田一子、酒井多賀志、宮本とも子、鈴木雅明、廣野嗣雄の各氏に、音楽学を大角欣矢氏に師事。文化庁新進芸術家海外留学制度研修員として渡独、シュターデオルガンアカデミーにてマルティン・ベッカー氏に師事。国内外で演奏活動を行なっている。カトリック山手教会・目黒教会オルガニスト。日本オルガニスト協会会員、日本オルガン研究会会員。東京藝術大学音楽学部古楽科教育研究助手、東京純心大学看護学部教授を経て、現在、本学大学院キリスト教学研究科特任教授。

研究分担者、東京藝術大学音楽学部楽理科教授
大角 欣矢 氏

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了、同博士課程満期退学。音楽学を服部幸三、角倉一朗に師事。在学中、ドイツ、テュービンゲン大学文化学部音楽学専攻に留学。東京藝術大学音楽学部助手、鳴門教育大学学校教育学部助教授を経て、現在、東京藝術大学音楽学部教授。専門は西洋音楽史。特に16~18世紀ドイツの宗教音楽について重点的に研究を行う。著書に『憶えよ、汝死すべきを──死をめぐるドイツ・プロテスタンティズムと音楽の歴史』(共著、日本基督教団出版局、2009年)。第24回「辻壮一・三浦アンナ記念学術奨励金」受賞(2012年)。Gallus Dressler “Saemtliche Werke: Band 1: Motetten 1560-1562”(単著、2025年)をReinhold, E. Verlagより出版。

指揮

研究協力者、サリクス・カンマーコア主宰
櫻井 元希 氏

合唱

研究協力者
サリクス・カンマーコア

東京藝術大学バッハカンタータクラブの卒業生メンバーを中心に、2015年に結成。中世、ルネサンス、バロック期までの宗教声楽作品、特にJ.S.バッハの作品を演奏することを目的としている。シャイトと同時代のシュッツの作品も得意とし、豊かな表現力、安定した歌唱力には定評がある。考えうる限りシャイトの声楽作品演奏に最も相応しい演奏団体である。過去2回の科研プロジェクト(15K02195、18K00242)の成果発表の際にも演奏を委託、好評を博した。

詳細情報

名称

レクチャーコンサート「17世紀前半のハレにおける晩課—ザムエル・シャイト『宗教的コンチェルト』を中心に」

内容

第1部 レクチャー:米沢陽子、大角欣矢氏
第2部 礼拝形式のコンサート:櫻井元希氏、サリクス・カンマーコア、ワークショップ参加者有志

【演奏予定曲目】
シャイト《光にして日なるキリストよ》SSWV245、ドイツ語マニフィカトSSWV331
ドレスラーのモテット、シュッツ『ベッカー詩編曲集』より、シャイン『カンツィオナール集』より、他

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

キリスト教学研究科

共催

教会音楽研究所

お問い合わせ

キリスト教学研究科教育研究コーディネーター(担当:渡辺)

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。