公開シンポジウム「MOTTAINAIキャンペーン20周年記念シンポジウム~リジェネラティブな世界を目指して~」
INFORMATION
MOTTAINAIキャンペーンから20年、パリ協定から10年の節目でもある2025年、国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)の議長国であるブラジルのマリナ・シルバ環境・気候変動担当大臣や、環境シンクタンク「世界資源研究所」副理事長のワンジラ・マータイ氏の協力を得て、環境課題に向き合うための意識改革や連帯の必要性、次代のより良い未来を目指す「リジェネラティブな世界」について議論を深める。来春に開設する本学環境学部開設準備室の3名の教員もモデレーター、パネリストとして登壇する。
登壇者
ビデオメッセージでの登壇
ブラジル国環境・気候変動担当大臣
マリナ・シルバ 氏
1958年、ブラジル・アマゾン奥地に生まれる。幼少期は家業のゴム樹液採取を手伝い、16歳から学校に通い始めた。大学卒業後、環境保護と労働組合運動に身を投じ、36歳で上院議員に初当選。2003年に環境相に就任し、アマゾンの森林伐採率削減に尽力した。96年「環境のノーベル賞」とされるゴールドマン環境賞、09年優れた環境活動家に贈られるソフィー賞受賞。
第1部:基調対談
「世界資源研究所(WRI)」マネージングディレクター
ワンジラ・マータイ 氏
1971年、ケニア・ナイロビ出身。母であり2004年ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ氏が1977年に創設したグリーンベルト運動(GBM)の元議長として活動し、再生可能エネルギー分野で女性起業家への投資を先駆的に進めた。現在は世界資源研究所(WRI)にて、アフリカ地域の持続可能な開発と気候変動対策を推進。2023年にはTIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出された。
タレント
山之内 すず 氏
2001年兵庫県生まれ。SNSで注目を集め、『白雪とオオカミくんには騙されない♡』でデビュー。現在はバラエティ番組を中心に、ドラマや映画、CMなど幅広く活躍中。Z世代の代表的な存在としてアンバサダー活動等を通じてSDGsや地域活性化についても積極的に発信。親しみやすいキャラクターと前向きな姿勢で多くのファンを魅了している。
本学環境学部開設準備室教授
二ノ宮リム さち
第1部:基調対談(ビデオメッセージでの登壇)
東京都知事
小池 百合子氏
兵庫県出身。1992年に参議院議員として政界入りし、翌1993年に衆議院議員に転身。2003年には環境大臣、2004年には内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)を兼任。2006年には内閣総理大臣補佐官(国家安全保障問題担当)、2007年には防衛大臣を歴任。2016年に東京都知事に初当選し、2020年、2024年と再選され現在3期目。都政では「東京大改革」を掲げ、災害対策、子育て支援、女性活躍推進、環境政策などに注力している。
第2部:パネルディスカッション
本学環境学部開設準備室准教授
森 朋子
本学環境学部開設準備室教授
大久保 奈弥
株式会社ローソン常務執行役員
楯 美和子 氏
2016年、株式会社ローソン入社。2023年より現職。企業の広報戦略を統括し、社内外の情報発信、ブランドイメージの構築、ステークホルダーとの関係強化などを担っている。また創業50周年記念実行プロジェクトリーダーとしてローソンのサステナビリティ推進や地域社会との連携、企業価値向上に向けた取り組みの発信にも力を入れている。
株式会社UACJ取締役常務執行役員
慈道 文治 氏
福井県出身、東北大学大学院理学研究科修了。1988年古河電気工業に入社し、表面処理や塗装の研究開発を担当。97年から福井工場(現・UACJ福井製造所)の製造部門で製造部長などを歴任。深谷製造所長、名古屋製造所長、取締役執行役員ものづくり基盤本部長などを経て、24年4月から現職。「夢なき者に成功なし」をモットーに、アルミニウムの裾野拡大や循環型社会の構築、地域社会への貢献に心を燃やす。
キリンホールディングス株式会社常務執行役員
藤川 宏 氏
1987年にキリンビール株式会社に入社。営業・留学・マーケティング・秘書などを経験後、複数のM&A業務に携わり、キリングループの国際化に取り組む。豪州、シンガポール、ミャンマーなどに駐在し、各地でトップマネジメントに加わり、事業経営を経験。2017年からキリンホールディングス株式会社人事総務部長、2019年からは3年間公益財団法人日本サッカー協会への出向を経て、2022年からCSV戦略部長。2024年3月より現職。
国連広報センター所長
根本 かおる 氏
東大法学部卒。マスコミ勤務を経て、米国にて修士号取得後、1996年から2011年末まで国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)で難民支援に従事。国連WFP広報官、国連UNHCR協会事務局長も歴任。2013年8月より現職。持続可能な開発目標(SDGs)の重要性を訴え続けたことが評価され、2021年度日本PR大賞「パーソン・オブ・ザ・イヤー」受賞。
株式会社毎日新聞社記者
永山 悦子 氏
1991年毎日新聞社入社。和歌山支局、前橋支局などを経て、2002~16年には東京本社科学環境部で科学、医療、環境分野の報道に携わる。がん対策、エコノミークラス症候群、宇宙探査機「はやぶさ2」など多岐にわたるテーマで取材。著書に『がん光免疫療法の登場 手術や抗がん剤、放射線ではない画期的治療』(青灯社)など。
詳細情報
名称
内容
マリナ・シルバ 氏 ※ビデオメッセージ
【第1部】スペシャルトークセッション
ワンジラ・マータイ 氏
山之内 すず氏
二ノ宮リム さち
小池 百合子氏 ※ビデオメッセージ
【第2部】パネルディスカッション
・テーマ1:地球を守る第一歩としての「MOTTAINAI」
楯 美和子 氏
慈道 文治 氏
森 朋子
永山 悦子 氏
・テーマ2:「リジェネラティブ」な世界を目指す上で必要なこと
藤川 宏 氏
根本 かおる 氏
大久保 奈弥
永山 悦子 氏
対象者
申し込み
- 事前申し込み 必要
- 参加費 無料
【申込締切】
12月10日(水)まで
【定員】
会場400人、オンライン500人
※応募多数の場合は抽選となる可能性がございます
以下のwebサイトよりお申し込みください。