2025年度 秋学期FDプログラム「なぜ学生のレポートは「論理的でない」のか:高大接続から見直す生成AI時代のライティング指導」
INFORMATION
大学生が論理的に文章を書けないという問題は初年次教育を中心にしばしば指摘されており、大学教員にとっては書けない学生をいかに指導するかが大きな課題となっています。この課題の背景には、高校段階で書くことの経験が十分でないという教育の実態があります。また生成AIの登場により、自分で考えて論じるという行為の指導はより一層難しくなっているといえます。
本プログラムでは、島田康行氏(筑波大学)をお招きし、高校段階での書くことの教育の実態、高大ギャップが生じる部分、高校からの接続と生成AIの影響を踏まえ大学で行うべきライティング指導についてご講演いただきます。プログラム後半には、学生のライティング課題を再現した仮想のレポートに基づき、学生が抱える躓きの原因、それを踏まえたライティング指導についてインタラクティブな意見交換を行います。また、質疑応答の時間も予定しています。
講師
筑波大学人文社会系教授
島田 康行(しまだ やすゆき) 氏
私立中学・高校教諭、国立高専講師、文部省教科書調査官を経て、現職。
専門は国語教育、高大接続。近年は高校における「書くこと」の指導を中心に研究を進めている。
大学入学者選抜協議会(文部科学省)委員。中教審教育課程部会国語ワーキンググループ主査。
詳細情報
名称
2025年度 秋学期FDプログラム「なぜ学生のレポートは「論理的でない」のか:高大接続から見直す生成AI時代のライティング指導」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
主催
大学教育開発・支援センターTL部会
お問い合わせ
大学教育開発・支援センター
E-mail:cdshe@rikkyo.ac.jp