公開映画上映会「取り残された人々—日本におけるシングルマザーの苦境」、講演会
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日本の子どもの9人に1人が貧困状態にあるとされるが、その実態は多くの人に知られていない。特にシングルマザー家庭では経済的困難と社会的孤立が深刻であるにもかかわらず、その姿はほとんど可視化されていない。ドキュメンタリー映画『取り残された人々』は、日本に22年暮らすオーストラリア出身の映画監督ライオーン・マカヴォイ氏が、外国人ならではの視点で「隠された貧困」に迫った78分の長編作品である。上映後には監督を招き、シングルマザーと子どもの置かれた現状や、制度的課題の背景について語ってもらう。見過ごされがちな日本社会の問題を知り、私たちに何ができるのかを共に考えることを目的とした企画である。
講師
ジャパンメディアサービス株式会社
ライオーン・マカヴォイ 氏
オーストラリア出身の映画監督。東京都にてジャパンメディアサービス株式会社を設立。日本の社会問題、特に弱者層に焦点を当てた映画を多く制作している。「The Ones Left Behind」シリーズを手がけ、社会的意識と変革を促す映画を制作している。
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後藤広史研究室
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