公開セミナー「第6回男性・男性性研究会オープンセミナー」
INFORMATION
本セミナーは、2019年に設立された男性・男性性研究会の公開講座として開催し、男性学、男性性研究に関わる研究者による自由報告、および男性問題をテーマとしたパネルディスカッションを実施する。近年男性学、男性性研究は、若手の研究者を中心として広く関心が持たれている。本企画を通して若手研究者の育成と、男性学、男性性研究の知見を市民にも広く提供することを目指す。また、市民からもフィードバックを得ることで、より男性研究の質を向上させていくことを目的とする。
講師
昭和大学富士吉田教育部准教授
須長 史生 氏
男性の表象と相互作用が研究テーマ。近年はセクシュアル・マイノリティに対する意識調査にも取り組む。主著に『ハゲを生きる:外見と男らしさの社会学』(勁草書房、1999年)がある。
洛星高校土曜講座「男性性研究サークル」担当講師、一般社団法人あすには教育研修チームリーダー、男女共同参画センター嘱託職員
田中 めぐみ 氏
男性性の観点から男性高校生への教育に取り組む。共著に『学校の男性性を問う』(旬報社、2025年)がある。
東京大学大学院情報学環・学際情報学府博士後期課程
COGNACQ Amaël 氏
パリ1パンテオン・ソルボンヌ大学修了。ジェンダーの観点から情報論について調査している。
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程、男性・男性性研究会会員、日本学術振興会特別研究員(DC1)
水野 遼太郎 氏
男性性と農村社会学を架橋させながら研究に取り組む。
日本大学大学院文学研究科社会学専攻修士課程、男性・男性性研究会会員
安藤 雄太 氏
「低身長」をテーマに男性性とルッキズムの問題について研究活動に取り組む。
早稲田大学大学院文学研究科社会構築論コース修士課程、男性学・男性性研究を学び発信する任意団体「IMSS」代表
加美山 紗里 氏
これまで研究者を招いたアカデミックイベントや展示イベントを企画・開催してきた。現在は、男性と共にジェンダー問題の解決を目指す国際組織MenEngage Allianceのユースグループ、気候正義ワーキンググループのメンバーとしても活動している。
早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程、男性・男性性研究会会員
毛利 貴 氏
「肥満」をテーマに男性性と身体性の問題について研究活動に取り組む。