【変更】公開シンポジウム「2025年度トランスナショナル・シネマ・シンポジウム—尹東柱、立教に帰る~共に創る未来~」

INFORMATION

  • 2025年10月11日(土)11:00~14:30、16:00~17:50、18:30~20:00
  • 池袋キャンパス 9号館大教室、タッカーホール2階 講堂

9/19追記
【変更】
開催時間、内容を変更しました。




2025年トランスナショナル・シネマ・シンポジウムは、日韓国交正常化60年、詩人ユン・ドンジュの逝去80周年となる年に建てられる本学ユン・ドンジュ記念碑の竣工日に、異文化コミュニケーション学部を始め本学の学生が、ユン・ドンジュの詩と人生について学ぶことを目指して企画する。また、延世大学校学生を招き、ユン・ドンジュについての演劇作品を本学の学生と共に制作、上演することによって、未来を目指した共学の機会とする。このシンポジウムを通して、記念碑設置の目的のひとつ「本学から東アジア地域さらには国際社会の平和構築と維持・発展を希求する姿勢を内外に表明する」姿勢を、参加学生が理解するとともに、広く発信する機会としたい。

講師

作家
孔 枝泳(コン・ジヨン) 氏

韓国を代表する作家の一人。1963年、ソウルに生まれ、延世大学校英文学科を卒業。1988年、拘置所に収監中に執筆した短編「夜明け前」を文芸誌『創作と批評』に発表し、文壇デビューを果たす。1989年には、初の長編小説『これ以上、美しい彷徨はない』を発表し、本格的に作家活動を開始。1993年の『サイの角のようにひとりで行け』では、女性に対する差別や抑圧の問題を正面から取り上げ、韓国文学における新たな女性文学・フェミニズム文学の扉を開いた。1994年には『サバ』『人間に対する礼儀』が相次いでベストセラーとなり、名実ともに読者から最も愛される韓国を代表する作家の一人となった。2006年、尹東柱の詩を題材とし、日韓の言語的境界を超えた愛を描いている『愛のあとにくるもの』という辻仁成とのコラボレーション作品を発表した。

弘益大学舞台芸術大学院教授、舞台美術家
朴 東佑(パク・ドンウ) 氏

韓国を代表する舞台美術デザイナー。延世大学校経営学科卒業、弘益大学校産業美術大学院舞台美術専攻修了。2018平昌オリンピック開閉会式の芸術監督。ミュージカル『神と共に』(2015年)、『英雄』(2009年)、『明成皇后』(1997年)をはじめ、演劇『城』(2018年)、『社会の柱』(2014年)、『山火』(2011年)、オペラ『ルサルカ』(2016年)、『オルフェオとエウリディーチェ』(2010年)など多彩な舞台作品に美術デザイナーとして参加。イェグリン・アワードイノベーション賞(2016年)、イェグリン・アワードステージ美術賞(2012年)、ザ・ミュージカル・アワーズ舞台美術賞(2010年)、韓国ミュージカル大賞舞台美術賞(1995年、1996年、1997年、2010年)、ソウル演劇祭舞台美術賞(1989年、1991年、1995年、2005年、2010年)、イヘラン演劇賞(2006年)、今日の若い芸術家賞(2000年)、東亜演劇賞舞台美術賞(1991年、2000年)、韓国演劇舞台芸術賞(1998年)など多数受賞。

作家
李 侖哲(イ・ユンチョル) 氏

延世大学校哲学科卒業。主要演出作は「The Matchmaker」「椅子連席会議」「ミシシッピ氏の結婚」など多數。本学・延世大学校学生共同での演劇上演、詩劇『ごめんなさい、ドンジュ』構成と演出。

俳優
李 大淵(イ・デヨン) 氏

韓国演劇、映画、テレビドラマ等で活躍中の俳優。延世大学校神学科卒業。東亜演劇賞演技賞等受賞多数。主要出演作は『春の日』、『私に会いに来て』、『大人はかく戦えり』。映画は『I Can Speak』、『思悼』、『復讐者に憐れみを』など。本学・延世大学校学生共同での演劇上演、詩劇『ごめんなさい、ドンジュ』ナレーター。

演出家
足達 洋樹 氏

2022年、本学現代心理学部身体映像学科卒業。演出家として映画『尹東柱と共に2021』の制作全般に携わる。現在は神戸大学国際文化研究科の博士前期課程在学中。文化人類学を専攻し、フィリピンの山岳先住民社会で1年間フィールドワークを行う。

資生堂クリエイティブ株式会社勤務
山田 都子 氏

2019年、本学異文化コミュニケーション学部卒業後、総合広告制作会社入社。プロダクションマネージャーおよびプロデューサーとして、化粧品、時計、飲料、食品など多様な業界の広告制作進行を担当。2022年株式会社資生堂クリエイティブ入社、アカウントエグゼクティブ兼プロデューサーとして、サンケアブランド「ANESSA」の広告制作を担当。2025年よりメイクアップブランド「マキアージュ」の広告制作にも従事。

詳細情報

名称

【変更】公開シンポジウム「2025年度トランスナショナル・シネマ・シンポジウム—尹東柱、立教に帰る~共に創る未来~」

内容

11:00~14:30 第一部:映像作品上映および講演会(9号館大教室)
・学生による映像作品上映およびパネル・ディスカッション
上映作品『トランスナショナル・シネマ・シンポジウム活動紹介』、『詩人ユン・ドンジュとともに2021』、『現代に生きる尹東柱』
・講演『立教と韓国演劇』:パク・ドンウ氏
・対談『ユン・ドンジュと韓国文学』:コン・ジヨン氏、イ・ヒャンジン(本学異文化コミュニケーション学部教授)(同時通訳を予定)

16:00~17:50 第二部:映画上映(9号館大教室)
・『空と風と星の詩人尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯』

18:30~20:00 第三部:詩劇公演
・立教大学、延世大学校学生共同での演劇上演、詩劇『ごめんなさい、ドンジュ』イ・ユンチョル氏演出

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 無料

【定員】
500名(先着順。希望者が定員を超えた場合、三部のみ追加で参加を受け付けることがあります)

【申込締切】
9月27日(土)17:00まで
※申し込み状況により、期限前に受付を終了することがあります。

【申込方法】
以下のWebサイトよりお申込みください。

※申し込みに際しては、申込フォームに記載の注意事項をよくお読みください。
※本シンポジウムでは、ドキュメンタリー制作および広く活動を周知するため、マスメディアによる取材・撮影が入ります。撮影された映像や写真が広く公開される可能性があることをご了承の上、お申し込みください。ご同意いただけない場合は、参加をお控えください。

主催

異文化コミュニケーション学部

共催

延世大学校

後援

パク・ウングァン氏(延世大学校尹東柱記念事業会後援会長、シモンヌ代表取締役)、延世大学校尹東柱記念館、駐日韓国大使館、延世大学校総同門会、延世劇芸術研究会同門会、延世大学校総同門会東京支部、大韓民国外交部、在日本大韓民国民団中央本部、STUDIO OBBERAS、CJジャパン、株式会社韓国人参公社ジャパン、株式会社韓流村

お問い合わせ

異文化コミュニケーション学部教授
イ・ヒャンジン研究室

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