公開講演会「日本とドイツにおけるろう者の文化的背景と大学での取り組み~手話の魅力を知る~」

INFORMATION

  • 2025年9月27日(土)14:00~16:00
  • 池袋キャンパス 14号館地下1階 DB01教室

2025年6月25日に「手話施策推進法」が施行され、さらに11月には聴覚障害者のオリンピックである「デフリンピック」がアジアで初めて日本(東京)において開催される。聴覚障害に対する社会的な関心が高まる年に、本学全カリ運営センター諸言語教育研究室兼任講師の佐沢静枝氏とハンブルク大学ドイツ手話研究所で手話言語学を研究されているシモン・コリエン氏をお迎えし、視覚言語としての手話の魅力や、手話を通じた異文化理解、そして海外の大学の手話に関する取り組みについて講演いただく。講演を通じて、聴覚障害者への理解が深まることを期待している。

講師

ハンブルク大学ドイツ手話研究所講師、研究助手
Simon Kollien(シモン・コリエン) 氏

学位:心理学 副専攻:手話言語学と比較言語学。1967年生まれ。ハンブルク在住。ハンブルク大学で学んだ後、ハンブルク大学ドイツ語手話研究所で講師および研究助手として30年間勤務。手話言語学者や手話通訳者を目指す人向けのプログラムで、「ろう者研究」という科目でドイツ手話をレベル別に教えている。デフ・スタディーズ(ろう者学)では、日常生活でのろう者に対する差別など、心理的・社会的側面について研究し、デラルド・ウイング・スーの概念に基づき「聴覚障害者の生活におけるマイクロアグレッション」をテーマとしている。研究所ではさまざまなプロジェクト(GER-DGS、PRO-Sign、手話教授法の上級トレーニング、Sign Teach)に携わり、「構築された行為」すなわち手話教育におけるメタファーとその使用について研究している。また、手話教授法におけるさまざまな側面にも携わっている。

本学全学共通カリキュラム運営センター諸言語教育研究室兼任講師
佐沢 静枝 氏

北海道釧路生まれ。日本ろう者劇団に入団し、舞台や映画に出演、NHK「みんなの手話」のアシスタントなどを務める。退団後は、特定非営利活動法人しゅわえもんを設立し、手話による絵本読み聞かせ普及のために仲間と奮闘中。NHK「手話で楽しむみんなのテレビ“サイエンスZERO”」やNHKドラマ「デフ・ヴォイス」などに出演。「手話劇!夏の夜の夢」では手話監修・演出を担当。2024年4月よりNHK「みんなの手話」出演・手話監修を担当。

詳細情報

名称

公開講演会「日本とドイツにおけるろう者の文化的背景と大学での取り組み~手話の魅力を知る~」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 無料

以下のWebサイトよりお申込みください。

主催

しょうがい学生支援室

共催

人事部

お問い合わせ

しょうがい学生支援室

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