公開講演会「『自治区』消滅か 支配されるパレスチナ」

INFORMATION

  • 2025年8月8日(金)18:30~20:30(開場 18:00)
  • 池袋キャンパス 10号館3階 X304教室

2023年10月7日、イスラエルの占領下にあるパレスチナ・ガザ地区からハマスが越境攻撃を行い、これを機にイスラエルの報復が始まった。ガザ侵攻は現在も続き、6万人ともいわれる人々が、イスラエル軍の攻撃で殺害されている。一方、これほどまでの犠牲者を出し、また人工的に深刻な飢餓の状況が作られていても、国際社会は動こうとしない。

パレスチナ問題が解決、あるいは改善しない背景には何があるのか。また、それに我々を含めた国際社会はどう関与してきたのか。講演者の藤原亮司氏は、ジャーナリストとして、1998年より繰り返しパレスチナ/イスラエルの取材を続けてきた。2014年のイスラエル軍侵攻の際は、ガザで現地取材も行った。レバノンやヨルダンなどのパレスチナ難民、イスラエルの兵士やシオニストほかユダヤ人側にも取材を行い、イスラエルの占領政策について調査・分析を積み重ねてきた。長年の取材や調査、また今回の侵攻が始まってから耳を傾けてきた現地の声などを踏まえて、パレスチナ・イスラエル問題を解説する。

講師

ジャーナリスト、ジャパンプレス所属
藤原 亮司(ふじわら りょうじ) 氏

大阪府出身。1998年から継続してパレスチナ問題の取材を続けている。他に、シリア内戦、ウクライナ、レバノン、アフガニスタン、イラク、ヨルダン、トルコ、コソボなどにおいて紛争や民族問題、国内では在日コリアン、東日本大震災や原発被害の取材を行う。
紛争や抑圧の現場取材にもとづいた写真と記事写真と記事を雑誌、新聞、通信社に、映像を主に日本テレビにおいて発表。日本テレビ、TBS、フジテレビ、読売テレビ、九州朝日放送ラジオに出演し解説を行う。
著者に『ガザの空の下それでも明日は来るし人は生きる』(2006年、dZERO)、共著に『戦争取材と自己責任』(2019年、dZERO)。

司会

本学異文化コミュニケーション学部教授
石井 正子

詳細情報

名称

公開講演会「『自治区』消滅か 支配されるパレスチナ」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 無料

【定員】
120名

以下のWebサイトよりお申込みください。

主催

異文化コミュニケーション学部

お問い合わせ

異文化コミュニケーション学部教授
石井 正子

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