公開研究会「第63回研究例会」
INFORMATION
本学日本学研究所に所属する研究員の研究内容および最新の研究成果の発信と情報共有、意見交換のため、研究員による研究発表からなる研究例会を新たに企画し、定期的に開催していくこととしたい。今回はその第1回目として、5名の研究員による発表からなる例会を開催する。
登壇者
日本学術振興会特別研究員PD、本学日本学研究所研究員
佐竹 知佳(さたけ ともか)
専門は日本の中古文学。主要業績は、論文「『源氏物語』「長文」の手紙の方法」(『日本文学』66-6,2017年6月)、「『源氏物語』宇治十帖の「〜はつ」——薫をめぐることばから——」(『中古文学』101,2018年5月)など。
本学兼任講師、日本学研究所研究員、芝学園非常勤講師
椋棒 哲也(むくぼう てつや)
専門は、近現代日本文学・農民文学。主要業績は、論文「舞台探訪の動画は文学講義に資するか——志賀直哉「城の崎にて」鑑賞を中心に——」(大学教育開発研究シリーズNO27『動画で深める学び—教材から授業を変える—』立教大学 大学教育開発・支援センター、2018年10月)、「舞台探訪の成否を分けるものは何か——宮沢賢治「なめとこ山の熊」の場合——」(『RT』no3 立教大学観光学部、2024年4月)など。
本学兼任講師、日本学研究所研究員、東京外国語大学・東京大学他非常勤講師
飯郷 友康(いいごう ともやす)
専門は、ヘブライ古典・ユダヤ説話学。主要業績は、論文「土の器——調査資料——」(『立教大学日本学研究所年報』18 立教大学日本学研究所、2019年8月)、「聖書時代に関する物語」(『ユダヤ文化事典』【16章 記憶と物語】丸善出版、2024年7月)など。
本学兼任講師、日本学研究所研究員
中村 陵(なかむら りょう)
専門は日本近現代史。主要業績は、論文「近衛新体制期の企画院と予算編成」(『史学雑誌』125編3号、2016年)、共編著『総力戦研究所関係資料集』全9冊・別冊1(不二出版、2016~2018年)など。
青山学院大学非常勤講師、本学日本学研究所研究員
舒 志田(ジョ・シデン)
専門は日本語学、日中言語文化交流史。主要業績は、論文「清末(1895-1911)における中訳日本書の一考察——西師意の場合——」(『立教大学日本語研究』26 2020年3月)、「佐藤一斋和来舶清人的交流」(『或問』46 2025年1月)など。
詳細情報
名称
内容
・コロナ禍以降における授業実践の報告——本学観光学部 HB135 観光文学3(紀行文)を中心に——:椋棒哲也
・「土の器」考——日本説話とユダヤ説話の交流:飯郷友康
・机上演習再考——「日本必敗」の真意——:中村陵
・川上不白と清人の交流:舒志田
対象者
申し込み
- 参加費 無料
対面参加:事前申し込み 不要
オンライン参加:事前申し込み 必要
オンライン参加希望の場合は、下記のフォームから、7月25日(金)18:00までにお申し込みください。
そのあと、当日の参加情報等をお知らせします。