公開行事「山田昭次先生をしのぶ会」
INFORMATION
本学一般教育部に所属しながら史学科における教育・研究に従事された山田昭次先生は1995年に定年退職されるまで、日本近代史の研究において朝鮮半島に関わる従来掘り下げられなかった課題に取り組むとともに、本学における教育にも熱心に従事されてきた。退任後、本学文学部名誉教授になられた。去る3月15日に山田先生は誤嚥性肺炎のため95歳で逝去されたが、朝鮮半島からの戦時労働動員、関東大震災における朝鮮人虐殺、ハンセン氏病元患者の朝鮮人の人権問題などの研究を進めるとともに、こうした歴史の調査にかかわる市民運動や在日韓国人政治犯の支援運動にも取り組んでこられた。山田先生の業績について振り返り、跡付けて、本学における教育・研究に生かしていくことをめざしてしのぶ会を行いたい。
会では、山田昭次先生のゼミナールに所属していた大学生・大学院生を中心に、先生の研究の意義についてお話しいただく。
報告者
法政大学国際文化学部教授
高柳 俊男 氏
青山学院大学人間コミュニティ科学部准教授
小林 瑞乃 氏
都留文科大学文学部教授、専修大学文学部大学院非常勤講師
伊香 俊哉 氏
本学兼任講師
石坂 浩一 氏
詳細情報
名称
公開行事「山田昭次先生をしのぶ会」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
主催
平和・コミュニティ研究機構
協力
文学部史学科