公開講演会「ジャニーズ性加害問題を追って~番組制作の舞台裏とその後~」
INFORMATION
旧ジャニーズ性被害問題は、芸能界のみならず、問題を知りながら伝えなかった既存メディアの問題、性的少数者への差別・偏見、被害者への補償と対応など、日本社会に多くの問題を提起し、いまだ様々な議論が行われている。この問題の端緒となったのが、英BBCが昨年に制作・放送したドキュメンタリー番組「Predator: The Secret Scandal of J-Pop(J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル)」であったことはあまりに有名である。この調査報道を行った中心人物であるプロデューサー、インマン・メグミさんが来日されている機会に、本学兼任講師の綿井健陽さん(ジャーナリスト・映画監督)とともに公開講演会を開き、番組制作に関わる問題を伺うとともに、今後のメディア報道について議論していきたい。
講師
ドキュメンタリー映画監督
インマン・メグミ 氏
1986年東京生まれ、日本とイギリスで育つ。エディンバラ大学で学び、BBC、チャンネル4、NHKなどのテレビ局向けにいくつかのドキュメンタリーを制作。『THE ORGANIC TERRORIST』(2023)が初の長編ドキュメンタリー。「Predator: The Secret Scandal of J-Pop」のプロデューサーを務める。
ジャーナリスト、映画監督、本学社会学部兼任講師
綿井 健陽 氏
1971年生まれ。日本大学芸術学部卒。主たる取材テーマは戦争被害・人権であり、イラク戦争報道により、「ロカルノ国際映画祭」人権部門・最優秀賞を受賞、2003年度「ボーン・上田記念国際記者賞」特別賞、2003年度「ギャラクシー賞」報道活動部門、2005年「JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞」大賞などを受賞。主な映像作品に『Little Birds ーイラク戦火の家族たちー』、『311』(森達也、松林要樹、安岡卓治と共同監督)、『イラク チグリスに浮かぶ平和』など。
司会
本学社会学部長、社会学部メディア社会学科教授
砂川 浩慶
詳細情報
名称
対象者
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
【定員】
205名(先着順)