公開講演会「紛争地で言語と文化を通訳する:人道支援活動における通訳者の役割」

INFORMATION

  • 2024年7月13日(土)13:30~15:30
  • 池袋キャンパス 8号館1階 8101教室

近年、世界の紛争地で働く通訳者を対象とした研究が存在感を増している。本講演では、紛争・戦争における通訳の研究で世界的に著名な講師に、紛争地での多国籍平和維持軍内・支援団体間のコミュニケーション、紛争地へのアクセス交渉、医療などの民間人支援において通訳者が果たす重要な役割、通訳者・通訳利用者が直面する課題や解決への道、人道支援通訳者の訓練法などについてお話ししていただく。通訳研究、通訳教育だけでなく、国際協力、紛争研究、国際関係などの分野にも関わる内容であり、本学の学生・教員だけでなく、一般参加者の関心にも応えるものだと考える。

当講演会は、学部公開講演会『言語と社会や文化を<つなぐ>:世界と切り結ぶ異文化コミュニケーション』の一環として開催します。

講師

ジュネーブ大学翻訳通訳大学院准教授、2024年度本学招へい研究員
Lucía Ruiz Rosendo(ルシア・ルイス=ロセンド) 氏

スペイン出身。グラナダ大学で翻訳通訳学の博士号を取得。現在、ジュネーブ大学翻訳通訳大学院准教授。ILO、WHOなどの国際機関でスペイン語・英語・フランス語間の通訳に携わる。会議通訳者養成の発祥の地として知られる名門・ジュネーブ大学の通訳部門の責任者であるとともに、国際赤十字社や国連の人道支援プログラムの通訳者養成にも関わっている。主な研究テーマは紛争・戦争と通訳者、および通訳の歴史で、近年の編著書として、Interpreting Conflict. A Comparative Framework(2021)、Interpreter Training in Conflict and Post-conflict Situations(2022)、Towards an Atlas of the History of Interpreting. Voices from around the Word(2023)がある。

詳細情報

名称

公開講演会「紛争地で言語と文化を通訳する:人道支援活動における通訳者の役割」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

手話通訳を希望する人は5月31日(金)までに、問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。

主催

異文化コミュニケーション学部

共催

日本通訳翻訳学会関東支部

お問い合わせ

学部事務4課異文化コミュニケーション学部担当

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