国際シンポジウム「文化記憶と歴史想像」
INFORMATION
サイノフォンと呼ばれ、ポストコロニアル状況のなかのディアスポラ文学として、日本でも評価され始めた中国語圏文学について、文学に関わる聖地巡礼を複合現実と捉えた観光文学研究を交え、台湾のマレーシア人研究者を中心に、東南アジア、東アジアと国内の研究者、院生が会して泊まり込みで発表と討論を行う。2010年以来、同様のサイノフォン研究会合は8回を数え、東・東南アジア中国語圏では「太刀川会議」として、本学図書館のサイノフォン資料「Goh Collection」とともに知られている。
講師
台北大学中国研究学部教授
陳 大為 氏
マレーシア生まれで台湾留学後に教鞭を取る。詩人として、第五詩集『巫術掌紋』は日本でも翻訳出版予定(思潮社)。研究書として『最年軽的麒麟ー馬華文学在台湾 1963-2012』『風鐸的錬成ー亜洲華文文学論集』『中国当代詩史的典律生成与裂変』などがある。
元智大学中国語文学部教授
鍾 怡雯 氏
マレーシア生まれで台湾留学後に教鞭を取り、台湾を代表する散文研究者・作家。『当代散文論』『亜州華文散文的中国図像』ほか、エッセイ集多数。
詳細情報
名称
国際シンポジウム「文化記憶と歴史想像」
内容
【プログラム】
1月27日(土)
9:00~9:10 オープニング
9:10~10:00 基調講演:陳大為氏
テーマ「史詩大夢—『賽馬』の歴史イメージ」
13:10~16:30 研究者セッション①
1月28日(日)
9:10~10:00 基調講演:鍾怡雯氏
テーマ「城門を開く—北島の北京時代」
13:10~16:30 研究者セッション②
1月29日(月)
9:00~11:10 観光文学セッション
テーマ「中国語圏文学の記憶と想像」
11:30~12:00 クロージング
1月27日(土)
9:00~9:10 オープニング
9:10~10:00 基調講演:陳大為氏
テーマ「史詩大夢—『賽馬』の歴史イメージ」
13:10~16:30 研究者セッション①
1月28日(日)
9:10~10:00 基調講演:鍾怡雯氏
テーマ「城門を開く—北島の北京時代」
13:10~16:30 研究者セッション②
1月29日(月)
9:00~11:10 観光文学セッション
テーマ「中国語圏文学の記憶と想像」
11:30~12:00 クロージング
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
主催
観光学部交流文化学科、台北大学中国研究学部、元智大学中国語文学部
後援
日本華僑華人学会
お問い合わせ
観光学部教授
舛谷 鋭
E-mail:masutani@rikkyo.ac.jp