公開講演会「The Conscience of Frailty : Trauma and the ‘False Self’ in Biblical Characterization and Reception Exegesis」(虚弱の良心:聖書の人物描写と受容の釈義におけるトラウマと「偽りの自己」)

INFORMATION

  • 2023年9月29日(金)19:00~20:30
  • 池袋キャンパス 12号館地下1階 第1~2会議室

叙事詩としての聖書物語は、目的達成のために策略をめぐらす非善良な登場人物に満ちている。本講演では、これらの登場人物(ヤコブ、ヨセフ、エステルなど)が、過去のトラウマや秘密めいた要素など、人間としての弱さを自覚しそれに対応することで、心理的・倫理的にどのように形成されているかに焦点を当てる。また、紀元前1000年頃の中世ユダヤ教釈義者が、ヘブライ語聖書が普遍的倫理を伝える上で重要な要素として、人格の「非本質主義的」性質、内面の成長・変化能力を強調し、ラビ・ミドラシュとは異なるこの物語の教育効果を説明していることを紹介する。

講師等

テル・アヴィヴ大学聖書学教授、Joseph and Ceil Mazer Chair in Jewish Culture in Muslim Lands and Cairo Geniza Studies
Prof. Meira Polliack 氏

聖書受容釈義、文学としての聖書、聖書とトラウマ研究、中世ユダヤの聖書翻訳とイスラム環境における釈義、ユダヤ・アラビア文学、カライズム、カイロ・ゲニザについて広く発表。1996年よりテル・アヴィヴ大学聖書学科で、主に聖書文学、中世聖書釈義、受容史を講義。1988-1995年、ケンブリッジ大学大学院で中世アラビア語聖書翻訳とゲニザ資料を専攻。2012-2018年、国際研究プロジェクトBiblia Arabica The Bible in Arabic among Jews, Christians and Muslimsの主任研究者の一人。
A Linguistic and Exegetical Study of the Karaite Translations of the Pentateuch from the Tenth to the Eleventh(Leiden : Brill, 1997)、Cambridge Ge nizah Collections, Arabic Old Series(T S ar. 1a 54)(Cambridge : Cambridge University Press, 2001)、araite Judaism A Guide to its History and Literary Sources(Leiden Boston : Brill, 2003)など著書多数。

詳細情報

名称

公開講演会「The Conscience of Frailty : Trauma and the ‘False Self’ in Biblical Characterization and Reception Exegesis」(虚弱の良心:聖書の人物描写と受容の釈義におけるトラウマと「偽りの自己」)

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

キリスト教学研究科

後援

日本聖書学研究所

お問い合わせ

キリスト教学研究科教育研究コーディネーター(担当:依田)

学部事務1課(担当:平間)

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