公開シンポジウム「教科書を考える—アメリカ研究と教育の舞台裏」

INFORMATION

  • 2023年1月22日(日)14:00~16:30
  • 池袋キャンパス 太刀川記念館3階 カンファレンス・ルーム

岡山裕氏、坂下史子氏、藤永康政氏を招いて、アメリカ研究のいまを伝え、考える〈教科書〉とはなにかを検討する。三氏は近年相次いで刊行された教科書の編者として、多くの研究者を束ねて論点を提示し、翻訳や論文集なども世に問うてきた。刊行にいたるまでの要所・難所を振りかえりつつ、アメリカ合衆国をめぐる教育と研究の展望を開きたい。コメンテーターに当研究所長の新田啓子が加わる。

講師

慶応義塾大学法学部教授
岡山 裕(おかやま ひろし) 氏

東京大学法学部卒業。博士(法学)。コーネル大学歴史学部客員研究員、東京大学大学院法学政治学研究科講師、慶應義塾大学法学部政治学科准教授などを経て現職。専門はアメリカ政治・政治史。著書に『アメリカ二大政党制の確立——再建期における戦後体制の形成と共和党』(東京大学出版会、2005年、アメリカ学会清水博賞受賞)、共編著に『専門性の政治学——デモクラシーとの相克と和解』(ミネルヴァ書房、2012年)、『アメリカの政治』(弘文堂、2019年)などがある。

立命館大学文学部教授
坂下 史子(さかした ふみこ) 氏

ミシガン州立大学大学院文芸研究科博士後期課程修了。Ph. D.(アメリカ研究)。関西外国語大学外国語学部講師、立命館大学文学部准教授を経て現職。専門はアメリカ研究、人種暴力と抵抗の歴史。共著に『「ヘイト」の時代のアメリカ史—人種・民族・国籍を考える』(共著、彩流社、2022年)、『私たちが声を上げるとき』(共著、集英社新書、2022年)、『よくわかるアメリカの歴史』(共著、ミネルヴァ書房、2021年)などがある。

日本女子大学文学部教授
藤永 康政(ふじなが やすまさ) 氏

東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。山口大学人文学部准教授、ミシガン大学アフリカン・アフロアメリカン研究所客員研究員などを経て現職。専門はヨーロッパ史・アメリカ史。著訳にバーバラ・ランスビー著『ブラック・ライヴズ・マター運動 誕生の歴史』(彩流社、2022年)、共著に「『よくわかるアメリカの歴史』(共著、ミネルヴァ書房、2021年)、『「ヘイト」の時代のアメリカ史:人種・民族・国籍を考える』(共著、彩流社、2017年)などがある。

コメンテーター

本学文学部文学科英米文学専修教授、アメリカ研究所所長
新田 啓子

司会

本学文学部史学科教授、アメリカ研究所所員
松原 宏之

詳細情報

名称

公開シンポジウム「教科書を考える—アメリカ研究と教育の舞台裏」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 無料

【定員】
50名
※対面開催のため、当日ご来場いただける方のみお申込みください。オンラインでのライブ配信、アーカイブ配信はいたしません。

以下のwebサイトよりお申し込みください。

主催

アメリカ研究所

備考

お問い合わせ

アメリカ研究所(担当:三浦)

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