特別講座「メンデルスゾーンの宗教音楽」

INFORMATION

  • 2022年7月20日(水)18:30~20:00
  • 池袋キャンパス 立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)

メンデルスゾーンの個性は、ユダヤ人家系に生まれたキリスト教徒というアイデンティティと切り離すことはできません。バッハの《マタイ受難曲》、《ロ短調ミサ》の復活上演はどのような意味を持っていたのでしょうか。二大オラトリオ《パウロ》と《エリヤ》を通して、彼は何を表現しようとしたのか、コラールをモチーフにしたオルガン曲を聴きつつ、天才作曲家の知られざる本質に迫ります。

講師

本学異文化コミュニケーション学部教授、教会音楽研究所所員
星野 宏美

専⾨は⻄洋⾳楽史。東京藝術⼤学⾳楽学部楽理科卒業、同⼤学院修了。博⼠(⾳楽学)。著書に『メンデルスゾーンのスコットランド交響曲』(⾳楽之友社、2003年)、『⽟川⼤学教育博物館所蔵 メンデルスゾーン⾃筆ピアノ譜 ゲーテの詩に基づく《最初のワルプルギスの夜》』(雄松堂、2005年)、楽譜校訂に “Mendelssohn Bartholdy: Sonaten für Violine und Klavier”(桐⼭建志と共同校訂、Bärenreiter、2009 年) 、論⽂に「作曲家メンデルスゾーンの素描と⽔彩 スイス旅⾏を例にして」(『芸術愛好家たちの夢 ドイツ近代芸術におけるディレッタンティズム』所収、三元社、2019年)ほか。今回の講座は、近著『メンデルスゾーンの宗教⾳楽 バッハ復活からオラトリオ《パウロ》と《エリヤ》へ』(教⽂館、2022年)の紹介を兼ねる。

オルガン

学校法人立教学院オルガニスト、本学大学院キリスト教学研究科兼任講師、教会音楽研究所所員
﨑山 裕子

国⽴⾳楽⼤学器楽科ピアノ専攻卒業。聖グレゴリオの家宗教⾳楽研究所本科修了。1997年、スイス・バーゼル⾳楽院オルガン科コンサートクラスを最優等で修了、ギ・ボヴェ⽒に師事。アメリカ・ボストンのニューイングランド⾳楽院に短期留学し、故・林佑⼦⽒に師事。2003年、⽴教学院オルガニストに就任し、⽴教学院の式典や礼拝の奏楽、⽴教⼤学オーガニスト・ギルド指導者、⽴教学院諸聖徒礼拝堂聖歌隊の伴奏者を務めている。

詳細情報

名称

特別講座「メンデルスゾーンの宗教音楽」

内容

演奏曲:
Johann Sebastian Bach
・Wer nur den lieben Gott lässt walten BWV 642
・Wachet auf, ruft die Stimme BWV 645
・Schmücke dich, o liebe Seele BWV 654
・Allein Gott in der Höh sei Ehr BWV 663
Felix Mendelssohn Bartholdy
・Choral und Variation “Herzlich tut mich verlangen”
・Sonata VI Op. 65, 6

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 有料

一般:3,000円
友の会会員:2,000円
メンデルスゾーン基金および協会会員:2,000円
学生会員:1,000円
立教大学生・大学院生:無料
【定員】
80名
【申込締切】
7月13日(水)

件名に「メンデルスゾーン」と明記し、本文に「対面聴講申し込み」と書いて研究所のメールアドレスmusic@rikkyo.ac.jp宛にメールを送信してください。折り返し「お申込みフォーム」を送りますので、もれなく記入し最後に「送信」ボタンを押してください。
後日、参加費総額と振込先の口座番号を、メールでお知らせします。会場となるチャペルには人数制限がありますので、無料参加の立教生も必ずメールでお申込みください。
定員80名に達しましたら、締め切らせていただきます。

※この講座は、9月2日にオンライン配信でもご視聴いただけます。
※この講座の元となる講師の著作『メンデルスゾーンの宗教音楽』(教文館 2022年3月発行)を一割引でご購入いただけます。ご希望の方は「お申込みフォーム」にご記入ください。

主催

教会音楽研究所

備考

お問い合わせ

教会音楽研究所

E-mail:music@rikkyo.ac.jp
Tel & Fax: 03-3985-2786

※教会音楽研究所は不在のことが多いため、お問合せやご連絡はメール、又はFaxでお願いいたします。

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