21世紀社会デザイン研究科連続公開講演会(3):「ジェンダー不平等・ジェンダー危機からみる国際情勢~パンデミック、ウクライナ、アフガニスタンを事例として」

INFORMATION

  • 2022年7月7日(木)18:30~20:30
  • ハイブリッド型開催(対面・オンライン)

「ジェンダーと開発(Gender and Development)」は、国際婦人年の目標達成を掲げた「国連婦人の10年」の宣言後から国際社会の規範として認識され、その後、国連ミレニアム開発目標と持続可能な開発目標に、ジェンダー不平等の改善の重要性が明記されている。国連児童基金によると、世界が男女平等の強化に向けて大きく前進し、多くの女児童も初等教育を受けることが可能になったという。しかし、新型コロナ感染症の拡大、ロシアのウクライナ軍事侵攻やタリバンのアフガニスタン再統治などの国際情勢は、多くの犠牲者を生み、ジェンダー不平等も悪化させている。本講演会では、まず、国際社会におけるジェンダー不平等の状況を、国際機関が公表している多様な統計データや開発援助政策のジェンダー研究から確認し、そして新型コロナ感染症拡大の影響により、日本を含む国際社会のジェンダー格差が増大している現状について考察する。さらに国際NGOの専門家が、パンデミックや国際政治情勢が引き起こしているジェンダー危機について報告し、アフガニスタンやウクライナにおけるグローバル・ネットワークを活かした緊急支援体制の重要性について提言を行う。

講師

公益財団法人ケア・インターナショナルジャパン マーケティング部長
高木 美代子(たかき みよこ) 氏

国際基督教大学教養学部国際関係学科卒。在学中1年間、欧米系NGOスタッフとしてザンビアでの村落開発プロジェクトに従事。卒業後は、大手プラントエンジニアリング会社での勤務を経て、2000年からNPO支援を目的とする中間支援組織に在籍。主に、企業や業界団体等の社会貢献プログラムの企画運営やCSR戦略等に関するコンサルティング等を行う。2005年より、世界最大級の国際協力NGO「CARE」の日本事務局である公益財団法人ケア・インターナショナルジャパンに入局。以来、法人専門のファンドレイザーとして、寄付をはじめ、BOPビジネスやコーズ・マーケティング、また社員によるプロボノ等、企業との戦略的なパートナーシップを推進。

本学大学院21世紀社会デザイン研究科、社会学部教授
倉本 由紀子

詳細情報

名称

21世紀社会デザイン研究科連続公開講演会(3):「ジェンダー不平等・ジェンダー危機からみる国際情勢~パンデミック、ウクライナ、アフガニスタンを事例として」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 無料

【申込締切】
2022年7月4日(月)

【参加方法】
対面参加の場合:
池袋キャンパス(具体的な場所は申込者にメールでご連絡いたします)
オンライン参加の場合:
Zoom Meeting(URLは申込時のメールに開催直前にお送りいたします)

以下のwebサイトよりお申し込みください。

主催

21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所

共催

社会学部

お問い合わせ

独立研究科事務室 21世紀社会デザイン研究科担当

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