【動画を公開しました】公開シンポジウム「「文学」×テクノロジーの挑戦~宝箱〈江戸川乱歩〉をひらく~」

INFORMATION

  • 2022年3月11日(金)13:00~17:00
  • オンライン開催

3/15追記
【動画を公開しました】
シンポジウムの当日の模様を動画にて公開しましたので、下部備考欄よりご覧ください。




2021~22年度文学部人文研究センタープロジェクト「人文学資料の情報メディア化に関する新たな手法開発と適用」(代表:野中健一文学部教授)では、事例研究に旧江戸川乱歩邸・資料を用いて、情報メディアの活用、デジタルヒューマニティーズ、オープンサイエンスの観点から、アーカイビング、バーチャル・ミュージアム制作、新たな作品分析手法の開発、データベース構築などを協働して進め、従来の作品・作家研究から、家庭人、生活者として、家族や地域を含めた新たな乱歩世界の資料化と分析解明につなげてきた。このプロジェクトに携わった者ら各々の専門分野の視点から論ずることにより、人文学における情報メディア活用・デジタル化の可能性と課題について考える。

講師

コメント

金城大学文学部教授
小松 史生子(こまつ しょうこ) 氏

専門は近代日本文学および近代大衆文化。『探偵小説のペルソナ——奇想と異常心理の言語態—』(双文社出版、2015)他。

国文学研究資料館教授
山本 和明(やまもと かずあき) 氏

1962年生まれ。専門は19世紀日本文学。『近世戯作の〈近代〉』(勉誠出版、2019)他。

株式会社エリエイ代表取締役
平井 憲太郎(ひらい けんたろう) 氏

1950年生まれ。乱歩ご令孫。『怪人 江戸川乱歩のコレクション』(新潮社、2017)他。

東京大学大学院情報理工学系研究科准教授
伊藤 昌毅(いとう まさき) 氏

1979年生まれ。専門は交通情報学。「センサネットワークによるユビキタスサービス:モノのスマート化と環境の見える化」(人工知能学会誌 23-4、2008)他。

本学文学部学校・社会教育講座司書課程特任准教授
小牧 龍太(こまき りゅうた)

1980年生まれ。メディアスタディーズ、図書館情報学。「Documenting and Mapping COVID-19 Responses by CEAL Libraries」(Journal of East Asian Libraries 172, 2021)他。

主発表者

東京電機大学未来科学部教授
岩井 将行(いわい まさゆき) 氏

1977年生まれ。「全世代をSNSに参加可能にするコミニケーションアシスタント」(SIG-EC 2019-9、2019)他。

本学文学部史学科超域文化学専修教授
野中 健一(のなか けんいち)

1964年生まれ。専門は地理学、生態人類学。『民族昆虫学』(東京大学出版会、2005)他。

関西学院大学建築学部准教授
石榑 督和(いしぐれ まさかず) 氏

1986年生まれ。専門は建築史、都市史。『戦後東京と闇市』(鹿島出版会、2016)他。

東京電機大学未来科学研究科大学院生
安武 凌(やすたけ りょう) 氏

専門はメディア学、言語処理。「ブラウザベースのテキストマイニングによる共起ネットワーク可視化・分析システムの提案」(電子情報通信学会研究会、2021)

早稲田大学文学研究科大学院生
塩井 祥子(しおい さちこ) 氏

専門は日本近代文学。

神奈川大学人間科学部准教授
小泉 諒(こいずみ りょう) 氏

1983年生まれ。専門は地理学、GIS。『Formation of Comprehensive Community Welfare Bases in Urban Areas』(Springer, 2021)他。

本学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター助教
丹羽 みさと(にわ みさと)

専門は日本近世文学、近代文学。

本学文学部超域文化学専修3年次
末永 芽久(すえなが めぐ) さん

「私がジオラマをつくり、ジオラマが私をつくる」(地理 65-3、2000)他。

ケルト音楽演奏家
望月 敬子(もちづき けいこ) 氏

Kotorineメンバー。第22回大阪国際音楽コンクールファイナリスト。アルバム「Passage」他演奏多数。

東京電機大学未来科学研究科大学院生
鳴海 秀人(なるみ ひでと) 氏

専門はメディア学、WEBサービス構築。「代数的データ型から型定義とバイナリ形式へのデコーダとエンコーダのコード生成」(情報処理学会プログラミング研究会、2020)

共同発表者

東京電機大学未来科学研究科大学院生
石出 宗己(いしで もとき) 氏

専門はメディア学、3Dモデリング。「オンライン会議カメラ映像のための個人差を考慮した顔面動作に基づく表情の可視化・増幅アバターシステムの検討」(情報処理学会インタラクション、2021)

東京電機大学未来科学研究科大学院生
成尾 一征(なるお いっせい) 氏

専門はメディア学、システム構築。「WAPS:水難事故被害抑止を目的とした水位による河川の危険エリア侵入の検知と通知システムの検討」(研究報告ユビキタスコンピューティングシステム 68、2020)

写真家
末永 望夢(すえなが のぞむ) 氏
法政大学江戸東京研究センター客員研究員、世田谷区教育委員会学芸員
金谷 匡高(かなや まさたか) 氏

建築史、都市史。「明治初期に始まる東京旧武家屋敷の牧場転用による都市空間の変容について」(『日本建築学会計画系論文集』781、2021)他。

東京理科大学工学部建築学科補手、株式会社文化財工学研究所
砂川 晴彦(すながわ はるひこ) 氏

建築史。『植民地期台湾・朝鮮の公設市場の建設過程と空間変容に関する研究』(東京理科大学博士論文、2019)他。

本学文学部文学科日本文学専修兼任講師
米山 大樹(よねやま ひろき) 氏

専門は日本近代文学。

本学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程1年次
王 羽萌(おう うほう) さん

専門は日本近代文学。

ケルト音楽演奏家
長屋 梨紗(ながや りさ) 氏

Kotorineメンバー。第22回大阪国際音楽コンクールファイナリスト。アルバム「Passage」他演奏多数。

漫画家、デザイナー
犬山 ハリコ(いぬやま はりこ) 氏

『飼い主、犬の手足になる!』(亜紀書房、2011)他。

詳細情報

名称

【動画を公開しました】公開シンポジウム「「文学」×テクノロジーの挑戦~宝箱〈江戸川乱歩〉をひらく~」

内容

【テーマと発表者】
「3D乱歩邸みてまわりの構築」
岩井 将行 氏、石出 宗己 氏、成尾 一征 氏
「乱歩の生きた家と暮らしを誌す」
野中 健一、石榑 督和 氏、丹羽 みさと、平井 憲太郎 氏、末永 望夢 氏
「乱歩邸建築の再評価と平井家の生活史」
石榑 督和 氏、金谷 匡高 氏、砂川 晴彦 氏
「文学作品分析のためにテキストマイニング—GITAIの開発—」
安武 凌 氏、塩井 祥子 氏、岩井 将行 氏
「『黄金仮面』を読む—共起ネットワークGITAIの実践例—」
塩井 祥子 氏、安武 凌 氏

「乱歩GISマップの作成—」
小泉 諒 氏、野中 健一
「文学作品分析のためのデータ収集—乱歩の食・嗜好品—」
丹羽 みさと
「乱歩物品資料撮影とデータベース構築」
末永 芽久 さん、末永 望夢 氏、米山 大樹 氏、王 羽萌 さん、野中 健一
「乱歩の旅を辿る—映像に見る今昔対比—」
丹羽 みさと、米山 大樹 氏、王 羽萌 さん
「映像を効果的にみせるためのBGMづくり—乱歩の生きた世界へいざなう—」
望月 敬子 氏、長屋 梨紗 氏
「いろどり乱歩Webの構築—可変的データベースとの連携と人への注目—」
鳴海 秀人 氏、岩井 将行 氏、犬山 ハリコ 氏、丹羽 みさと、野中 健一

【趣旨説明】
野中 健一

【コメント】
小松 史生子 氏、山本 和明 氏、平井 憲太郎 氏、伊藤 昌毅 氏、小牧 龍太 氏

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 無料

【定員】
1000名(先着順)

以下のwebサイトよりお申し込みください。

主催

人文研究センター

共催

江戸川乱歩記念大衆文化研究センター

備考

※動画公開期間:2022/3/22~2022/5/6

お問い合わせ

文学部史学科超域文化学専修教授
野中 健一

学部事務1課(担当:須賀)

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