公開研究集会「済州島4・3抗争72周年追悼」

INFORMATION

  • 2020年11月28日(土)14:00~17:00
  • オンライン開催

米ソの分割占領下におかれていた朝鮮半島において、南北に政治権力が発生しようとした1948年、南部の済州島では国連監視下での総選挙に反対する全島民的反対運動がおこった。これを4・3蜂起、あるいは4・3抗争と呼ぶ。冷戦期の韓国ではこの蜂起により多数の住民が虐殺、迫害されたが、民主化以降ようやく関係者の復権、追悼が行なわれつつある。この問題について、証言発掘などに努めてきた「済州島四・三事件を考える会・東京」は毎年4月に追悼と記憶のための行事を行なってきたが、平和・コミュニティ研究機構では4月は新学年で繁忙期のために協力できなかった。しかし、コロナ禍のために2020年度は行事が11月に延期されたことから、平和と人権の観点から本行事を共催することとした。今回の研究集会は2020年の時点から見て、4・3を再考する発表を行なうものとする。

立命館大学特任教授
文 京洙(ムン・ギョンス) 氏

法政大学大学院修士課程修了。立命館大学国際関係学部教授を経て現職。韓国現代史、特に済州島4・3蜂起、在日朝鮮人のかかわりについて日本で最も研究を深めてきた。著書に『新・韓国現代史』(2015、岩波新書)、『在日朝鮮人歴史と現在』(共著、2015、岩波新書)など多数。

本学兼任講師
李 昤京(リ・リョンギョン) 氏

本学法学部法学研究科大学院後期課程退学。韓国現代史、日韓関係について研究。著書に『核時代の神話と虚像——原子力の平和利用と軍事利用をめぐる戦後史』(共著、2015、明石書店)、論文に「35人の無罪判決の歴史的意味——在日韓国人『スパイ』捏造事件の再審現況」『平和・コミュニティ研究』(第9号、2019、本学平和・コミュニティ研究機構)、訳書にキム・ジェンドリ・グムスク『草日本軍「慰安婦」のリビング・ヒストリー』(2020、ころから)など。

琉球大学人文社会学部准教授
呉 世宗(オ・セジョン) 氏

一橋大学学術博士。2011年から琉球大学法文学部講師を経て現職。金時鐘をはじめとした在日朝鮮人文学を研究。著書に『沖縄と朝鮮のはざまで』(2019、明石書店)、『金時鐘、在日の重力と地平の思想』(共著、2020、ポゴ社、韓国)など。

詳細情報

名称

公開研究集会「済州島4・3抗争72周年追悼」

内容

・基本発表:文 京洙(ムン・ギョンス) 氏
「4・3と在日済州人再論-分断と排除の論理を超えて」

・発表1:李 昤京(リ・リョンギョン) 氏
「済州四・三とスパイ捏造事件」

・発表2:呉 世宗(オ・セジョン) 氏
「済州四・三から辺野古、カンジョンへ」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 要
  • 参加費 無料

以下のアドレスメールより、お申し込みください。
<済州島四・三事件を考える会・東京>
E-mail:jeju43tokyo@gmail.com

主催

済州島四・三事件を考える会・東京

共催

平和・コミュニティ研究機構

お問い合わせ

異文化コミュニケーション学部准教授
石坂 浩一